3泊4日の静岡旅行、1日目。
こだま701号で、浜松へ。
小田原から浜松まで約70分、8時19分に浜松駅に到着。
時間的には、浜松も鎌倉もそんなに変わらない。
スマートEXは、グリーン車が安いし、チケットレスで乗れて便利。
浜松駅に到着後、東海道線に乗り換え、約15分で新居町駅へ。
浜松始発の電車で折り返し運転だったが、座席の向きを変えるのがスムーズに出来なかった。
まずは新居関所・資料館へ。
紀伊国屋資料館との共通券を買う。
新居関所は関所の遺構としては全国で唯一現存する建物。
渡船場からの眺めが良かった。
紀伊国屋資料館から、小松楼へ。
昔は芸妓屋置で、現在はまちづくり交流館、国登録有形文化財。
浜名湖と言えば鰻なのでお店を尋ねたら、大黒屋とかねはちを薦められた。
店名よりも、教えてくれた時の「新居っ子がよく行くのは~」というセリフに感動した。
大黒屋は木曜日が定休日で、かねはちは時間の都合で行けなかったので、いつか行ってみたい。
新居町駅に戻り、JRで1駅(3分)、弁天島へ。
東海道を歩いたときの新居宿(関所)や舞阪宿についてはほとんど覚えていないが、よく覚えているのが「はませい」というお店のすっぽん。
手の形がそのままだったり、血のドリンクが出てきたりしたと記憶している。
また、宿を予約していなかったのでお店の人に民宿のようなところを紹介してもらい、更に送迎までしてもらった。
そんな東海道の思い出のお店をもう一度見たかったので、弁天島駅から約10分歩き、はませいへ。
お店を確認したら(外観を見ただけで何も食べずに)戻り、弁天島海浜公園で弁天島の鳥居(観光シンボルタワー)を見る。
北雁木跡を過ぎ、昼食は「つるや」の鰻。
大正10年(1921年)創業、つまり今年で100周年!
舞阪に店を構えたのは昭和8年頃で、地元で最も古い店らしい。
江戸時代の東海道では浜名湖は船で往来しており、舞阪宿の雁木から、新居宿(関所)の渡船場まで渡っていた。
その雁木の一つが北雁木。
続いて、舞坂宿脇本陣(茗荷屋)。
東海道では唯一の脇本陣の遺構。
脇本陣への道中で懐かしい標識を見付けた。
恐らく静岡県特有だったと思うが、前後の宿場への距離と方向がわかるもの。
東海道を歩いていて、神奈川県から静岡県に入ったら、東海道らしさが増したのは非常に印象的だった。
一旦東海道を外れ、舞阪灯台と舞阪郷土資料館へ。
郷土資料館は舞阪図書館に併設されていた。
東海道に戻り、一里塚跡を過ぎ、松並木を歩く。
一里塚(跡)も松並木も東海道ではよく見るもので懐かしく、テンションが上がる。
途中、波小僧の像があった。
舞阪駅からJRで約10分で浜松に戻り、浜松駅から遠鉄バスで約70分、竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)入口へ。
遠鉄バスは電子マネーの読取装置があったのでタッチしてみたが、Suicaは使えなかった。
代わりに「ナイスパス」という遠鉄バス・電車で簡単に運賃精算ができる便利でお得なカードがあるらしい。
竜ヶ岩洞は鍾乳洞で、東海地方最大規模らしい。
洞窟資料館も併設されていた。
竜ヶ岩洞から徒歩約40分で共保公出生の井戸へ。
井伊家の初代、井伊共保の出生の井戸の跡。
長閑な田んぼの中で白壁に囲まれた佇まいは素晴らしかった。
次は、龍潭寺(りょうたんじ)。
井伊直虎が出家した寺で、井伊家の菩提寺。
小堀遠州作の庭園が有名で、井伊家赤備え具足も展示されていた。
井伊家墓所、宗良親王(後醍醐天皇の皇子)御墓、井伊谷宮(いいのやぐう)と見る。
神宮寺バス停から約70分で浜松駅に戻り、バスを乗り換え、約15分で中田島砂丘へ。
中田島砂丘は日本三大砂丘の一つらしい。
流石に鳥取砂丘ほどではなかったが、良い景色だった。
浜松の日没時刻が19時05分頃だったので、綺麗な夕陽を期待したけど、方向的に全然違かった。
中田島砂丘の地図に舞阪灯台が載っていた。
砂丘をずっと西に行くと、舞阪灯台に着くらしく、距離はおよそ13㎞。
帰り道に公園を歩いたら、風車と浜松まつり会館があった。
浜松まつりでは凧揚げ合戦というものがあり、その会場(戦場?)が中田島砂丘の付近(一部)のよう。
中田島砂丘から遠鉄バスで約15分 浜松駅に戻る。
夕食は遠鉄百貨店8階の炭焼きレストランさわやかで、げんこつハンバーグ。
20時頃だったためか並ばずに入れた。
07月02日~07月05日 静岡旅行1
静岡1-2 ヤマハイノベーションロード・エアーパーク・スズキ歴史館
静岡1-3 本田宗一郎ものづくり伝承館・掛川城・浜松市楽器博物館
静岡1-4 浜松から帰る
08月13日~08月16日 静岡旅行2
10月15日~10月16日 静岡・伊豆旅行1
10月29日~10月30日 静岡・伊豆旅行2
11月19日 静岡・伊豆旅行3