静岡2-3 東海道・薩埵峠

3泊4日の静岡旅行、3日目。
清水駅から東海道線で約15分で新蒲原駅に行く。

駅の裏は東海道15番目、蒲原宿。
蒲原夜之雪記念碑、本陣跡、旧五十嵐邸、志田邸・東海道町民生活歴史館を見る。


蒲原宿を後にして、蒲原駅を通り過ぎ、16番目の由比宿へ。
まずは、由比本陣公園内の静岡市東海道広重美術館、御幸亭、東海道由比宿交流館、正雪紺屋(由比正雪の生家)を見る。
東海道広重美術館は、歌川広重東海道の作品がたくさんあって良かった。
御幸亭の庭園は、小堀遠州作らしい。

続いて、坂上田村麻呂が東征の戦勝祈願と戦勝報告を行った豊積神社。
そして、昼食で食べようとしていた由比港漁協直営の食堂「浜のかきあげや」に向かうが、コロナウイルスの影響で臨時休業。
由比駅前のあおぞらという食堂で桜エビ定食を食べる。

東海道名主の館 小池邸では水琴窟の音を聞かせて貰った。
ししおどしや風鈴の様な音で涼しげに感じた。
スタッフの方から薩埵峠が通行止めかもという話を聞く。
さて、どうなることか?

歩いていると右手に鳥居と急な階段があり、その上に八坂神社があったので行ってみた。
脇本陣柏屋と望嶽亭藤屋は開いていなかったので通り過ぎる。
望嶽亭藤屋は、幕末に山岡鉄舟をかくまい逃がした店らしい。


薩埵峠に向かうと確かに通行止めだが、それは車両のみだった。
薩埵峠山之神遺跡の碑を見て、いよいよ展望台へ。

眼下に東海道本線、国道1号線、東名高速道路が通り、右手には駿河湾、そして奥には富士山。
東海道一の絶景。
展望台には他に誰もおらず、素晴らしい景色を堪能できた。

薩埵峠を越えてから興津宿に向かうまで標識がほとんど見つからず、東海道を歩けているか不明だった。
興津駅に寄っても標識は見当たらなかった。


結果的に道は大体合っていたようで、17番目の興津宿へ。
ただ東海道らしいものはほとんど残っておらず、東西の本陣跡の石碑と興津宿の名前の付いた公園しか見付けられなかった。

最後は清見寺。
約1300年前の7世紀後半に、関所の傍らに仏堂が建立されたのが始まりらしい。
庭園と五百羅漢像、そして潮音閣からの眺め。
風も涼しく、気持ち良く休めた。
この清見寺は境内に東海道線が通っており、踏切もあった。

東海道を制覇した時に興津宿で抹茶ラテを飲んだ記憶があったので、最後に何か飲食物を探していた。
駅の近くの荻野商店というお店で、抹茶のアイスクリームと水出しの緑茶を食べた。
アイスクリームは抹茶が濃厚で最高だった。


興津から東海道線で約5分で清水に戻る。
ホテルで荷物をとって、清水から富士駅経由で富士宮駅まで、約50分。
清水駅から東海道線富士駅に行く際に、興津駅由比駅蒲原駅新蒲原駅と今日歩いた駅を電車で通るのも良い。

富士宮駅での夕食は迷ったが、さの食堂というお店で、富士宮焼きそばともつ煮込みを食べた。
美味しくて安い、コストパフォーマンスが高かった。
ただ富士宮焼きそばが、普通のとどう違うかはわからなかった。


今日のホテルでは身分証明書の確認をされた。
昨日と一昨日はされなかったが、GoToキャンペーンを適用するには確認しないといけないのではないか。
検温については、今日と一昨日のホテルはされた。
昨日のホテルは良いホテルだったが、検温も身分証明書の確認もされなかった。

この旅行は日焼け止めをしっかり塗っているので、今のところ痛くなっていない。
真夏の日差しでほぼ一日歩いていても被害無しとは素晴らしい。


2019年は今川義元生誕500年だったらしい。
「海道一の弓取り」と称されていたが、桶狭間の戦いで敗れ「公家かぶれの凡将」と揶揄された。
そんな今川義元のために、「今川復権まつり」が2019年のゴールデンウィークに行われたよう。




07月02日~07月05日 静岡旅行1

静岡1-1 東海道・竜ヶ岩洞・中田島砂丘

静岡1-2 ヤマハイノベーションロード・エアーパーク・スズキ歴史館

静岡1-3 本田宗一郎ものづくり伝承館・掛川城・浜松市楽器博物館

静岡1-4 浜松から帰る

08月13日~08月16日 静岡旅行2

静岡2-1 久能山東照宮・登呂遺跡・静岡浅間神社

静岡2-2 三保松原

静岡2-3 東海道・薩埵峠

静岡2-4 白糸の滝・田貫湖・富士山本宮浅間大社


10月15日~10月16日 静岡・伊豆旅行1

静岡3-伊豆1-1 修善寺・日枝神社・三嶋大社

静岡3-伊豆1-2 千本松原・若山牧水記念館・びゅうお


10月29日~10月30日 静岡・伊豆旅行2

静岡4-伊豆2-1 龍宮窟・了仙寺・開国記念碑

静岡4-伊豆2-2 城ケ崎海岸・対馬の滝・大室山


11月19日 静岡・伊豆旅行3

静岡5-伊豆3 韮山反射炉・江川邸・楽寿園・柿田川湧水公園