和歌山・三重07 熊野那智大社・花の窟神社・松本峠

11泊12日の和歌山・三重旅行、7日目。

ホテル浦島の山上を散策。
吉野熊野国立公園内にあり、狼煙山遊園と呼ばれる。

展望台、浦島稲荷神社、ノルマントン号遭難碑があった。
ホテル浦島は東京ドーム4.5個分の広さらしい。


7時20分の船でホテルを出発。
8時05分に紀伊勝浦駅発の熊野御坊南海バス那智山行きで約20分、8時25分に大門坂に到着。
窓口でバスの乗車券を購入したら、ウェットティッシュを貰った。

バスを降りて、大門坂を歩く。
熊野古道中辺路の一部で、杉木立に囲まれた苔むした石段。
途中には、中辺路最後の王子、多富気王子もある。

大門坂を登り、更に階段を上ると、熊野三山の三つ目、熊野那智大社
宝物殿は休館だったが、青岸渡寺、三重塔、飛瀧神社那智の滝と見ていく。
那智の滝日本三名瀑の一つで、高さと水量が日本一らしい。

那智の滝から、大門坂を降りていき、11時06分発のバスで約20分、紀伊勝浦駅に戻る。


12時24分に紀伊勝浦駅発のワイドビュー南紀6号で約40分、13時04分に熊野市に到着。
和歌山県から三重県に入る。

熊野は「人生、出発(たびだち)の地」と言われ、新たな出発=蘇りで、「よみがえりの地」と呼ばれている。
そのことに由来して、「蘇りの地、わかやま」という和歌山県民を対象としたキャンペーンがある。

熊野だけでなく、和歌山県の多くの場所で、新たな出発に向けて元気を貰えた。
和歌山県、ありがとう。 三重県、よろしく。


熊野市駅から、花の窟神社、獅子岩と、七里御浜沿いを歩く。
鬼ヶ城の西口に着いたが、遊歩道が通行止めだった。

鬼ケ城西口から、熊野古道伊勢路松本峠へ。
小雨は降っていたが、東屋からの七里御浜の眺めは良い。
鬼ケ城跡、鬼の見晴台と見て、桜の道を降りていく。

鬼ヶ城センターを通り過ぎ、鬼ヶ城へ。
中々良かったので、遊歩道を歩いてみたかった。

大泊駅まで歩いたが、無人駅で窓口にシャッターが降りている上に、待っている人も誰もいなかったため、現在は使われていないのか不安になった。
余りに不安で、JR東海に問い合わせたのは内緒。

16時55分発の紀勢本線多気行きに乗り、約15分で賀田駅へ。


今日の宿泊は、賀田駅から徒歩10分の、尾鷲シーサイドビュー。

夕食は、東紀州産天然クエコース(クエ鍋、クエアラ煮、クエ唐揚げなど)。
クエは初めて食べるし、そもそも存在すら知らなかった。
貴重な地元産の天然のクエを戴けたことに感謝。

部屋からも大浴場からも海が目の前に見える。
正にシーサイドビュー。
部屋の窓を開けると、静かな波の音(入江になっているかららしい)。
晴れていたら、星が綺麗に見えたはずだったのが残念。




9月03日~9月14日 和歌山・三重旅行