山陰2 出雲大社・日御碕・古代出雲歴史博物館

4泊5日の山陰旅行、2日目。

月夜のうさぎが快適だったため、ゆっくりし過ぎてチェックアウトが10時になってしまった。
朝食もラップやビニール手袋などの配慮をした上でのバイキングで良かった。


古代出雲歴史博物館のロッカーに荷物を預けて、出雲大社に参拝。
10時37分に出雲大社連絡所発の一畑バスで約20分、10時57分に日御碕に到着。

日御碕のバス停で降りて、日御碕神社に参拝。
経島を見て、海と空を眺めながら、遊歩道を歩き、日御碕灯台へ
風は強かったが、天気が良く、景色も良かった。
最後に隠ヶ丘という遺跡に寄る。

12時14分に日御碕灯台のバス停発だと間違えて(本当は12時06分発)バスに乗り遅れたため、日御碕のバス停まで走ったら間に合って良かった。次のバスだと14時20分発で約2時間後だった。
なんとか間に合った12時14分日御碕発のバスで約20分、12時31分に稲佐の浜に到着。


稲佐の浜は、国譲り神話・国引き神話の舞台で、旧暦10月10日に全国の八百万の神々をお迎えする神迎神事の浜。
岩上に小さな祠がある弁天島がある。
「日が沈む聖地出雲」のシンボルとして日本遺産に登録されていて、日本の渚百選にも選ばれている。

稲佐の浜を歩き、神迎の道を通って、出雲大社に向かう。
神迎の道とは、旧暦の10月に全国の神々が出雲に集まったときに通る、稲佐の浜から正門までの道。


出雲大社、正式な読み方は「いづもおおやしろ」、縁結びの神様である大国主大神を祀る。
参拝作法は他の神社と異なり、二礼四拍手一礼。

拝殿、素鵞社、宝物殿、神楽殿の他に、千家國造館、亀の尾の滝、北島國造館、真名井の清水を見る。
ムスビの後神像、御自愛の後神像といった、大国主大神の像もあった。
二礼四拍手一礼の拍手のリズムがわからなかった。

古事記には因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)と言われる、大国主大神がウサギをたすけた話がある。
その関係で、出雲大社にはウサギの像がたくさんあった。

稲佐の浜で砂をビニール袋に入れている人がいて、貝か何かを取っているのかと思った。
そうしたら、素鵞社の脇に砂場(?)があり、砂をいじっている人がいた。
素鵞社で清められた砂は土地を清めるご利益があるようで、まず稲佐の浜で砂を採って供えて、同じ分量の砂を持って帰るという仕組みらしい。


出雲の最後は、島根県立古代出雲歴史博物館。
企画展は、編纂1300年 日本書紀と出雲。
中世の本殿の心御柱・宇豆柱、平安時代の本殿の1/10復元模型、加茂岩倉遺跡や荒神谷遺跡から出土した銅鐸や銅剣・銅矛などがあった。

出雲大社の向かいにある、そば処 田中屋というお店に行きたかったが、行列になっていたため断念。
行きのJALの機内誌SKYWARDに出雲特集があり、その記事に載っていた。


出雲大社から今日の宿泊地の松江までは二通りの行き方がある。
出雲大社前駅から一畑電車に乗り、川跡で乗り換えて、松江しんじ湖温泉駅で降りて、約20分歩いて、松江駅へ。16時18分発で約80分、¥820。
②正門前から一畑バス出雲市駅に行き、JR山陰本線松江駅へ。16時22分発で約80分、¥1,860。

結局①の行き方を採用したが、決め手は一畑電車に乗ってみたかったから。
出雲には2012年5月に一度来たことがあって、その時に夕食を食べたお店の人が、一畑電車からの景色は出雲らしいと言っていた。その時は西に行く予定だったため乗れなかったので再チャレンジ。
ちなみに、そのお店は「がっしょ」という名前だったと記憶しているが、調べたら赤坂のお店しかでてこない。


一畑電車は、田園や宍道湖の景色が良かった。
昔のお店の人がどんな景色を出雲らしいと言ったかは覚えていないし、そもそも8年経てば景色も変わるだろうから今となってはよくわからないが。

17時19分に松江しんじ湖温泉駅に着き、宍道湖に沿って、松江駅まで歩く。
宍道湖の夕日は、日本の夕日百選に選ばれている。
今日(10月23日(金))の日没時刻は17時23分頃で、ちょうど宍道湖の周りを歩いていたが、雲っていたため夕日は見えなかった。
それでも夕焼けは綺麗だった。

今日のホテルは、ドーミーインEXPRESS松江。




10月22日~10月26日 山陰旅行