山陰3 松江城・塩見縄手・足立美術館

4泊5日の山陰旅行、3日目。

8時48分に松江駅発のバスで約10分、国宝松江城県庁前で降りる。
バス停の近くに、松平直政騎馬像があった。

現存12天守の1つで国宝の松江城へ。
入母屋破風の屋根が羽を広げたように見えることから千鳥城とも呼ばれる。
城で国宝に指定されているのは、松江城犬山城松本城彦根城、姫路城の5つ。

松江神社、興雲閣に続き、松江歴史館へ。
企画展は、NARITAKE 松江藩主松平斉貴 -北斗七星と鷹と西洋文化に魅せられた殿様-。

昼食は、京らぎというお店で、花かご膳。
一応、しじみ汁が付いてきたが、宍道湖産(?)とは書いていなかった。
宍道湖は海水と淡水が混ざり合う汽水湖で、しじみヤマトシジミ)の漁獲高が日本一。粒が大きく肉厚らしい。


次は、小泉八雲記念館。
企画展は、小泉八雲生誕170年/来日・来松130年記念 小泉八雲、妖怪へのまなざし。
小泉八雲ラフカディオ・ハーン)の「日本―一つの解明 (Japan: An Attempt at Interpretation)」という本を読んでみたくなった。

続いて、小泉八雲旧居、武家屋敷。
この辺りは、江戸時代、中級武士の屋敷が建ち並んでいたところで、塩見縄手と呼ばれ、日本の道100選に選ばれている。

今日は松江城天守閣、小泉八雲記念館、武家屋敷の3館共通券(1,100円)を購入した。
この券は更に、小泉八雲旧居と松江歴史館も割引になった。

松江城から宍道湖の周りを約30分歩いて、島根県立美術館へ。
2009年のミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで星1つを獲得したらしい。
夕日スポットとしても有名で、3月~9月は日没後30分まで開館している。
今回は湖岸の芝生を元気に跳ねる12匹のうさぎの像、野外彫刻「宍道湖うさぎ」を見て帰る。


13時45分に松江駅発の電車で約 25分、安来駅で降りる。
14時35分に安来駅発のシャトルバスで約20分、足立美術館へ。

アメリカの日本庭園専門誌「Sukiya Living Magazine : The Journal of Japanese Gardening」が、日本庭園900か所以上を対象に実施した「2019年日本庭園ランキング」で、17年連続日本一に選ばれた。
2012年5月に来たときは9年連続だったから順調に記録を伸ばしている。
ちなみに2位は桂離宮だったよう。

更に、2017年12月に発売されたミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは、山陰エリアで唯一となる三つ星を獲得したらしい。

秋季特別展は、開館50周年 日本画ベストアーティスト10 とっておきの名画ずらり。
新館では、開館50周年記念 横山大観の全貌 ―名画100点にみる至高の芸術―。

足立美術館の隣にある安来節演芸館も行ってみたかった。
16時45分に足立美術館発のシャトルバスで安来駅に戻る。


17時09分に安来駅発の電車で約10分、17時18分に米子駅に到着。
時間が空いたので、米子駅周辺を散策するが、特に無かった。

18時01分に米子駅発のとっとりライナーで約90分、19時32分に鳥取駅に到着。
今日のホテルは、グリーンホテルモーリス鳥取




10月22日~10月26日 山陰旅行