山口3 防府天満宮・毛利博物館・秋吉台・秋芳洞

4泊5日の山口旅行、3日目。

 

防府駅の観光案内所は9時開始。

幸せます通り(天神町座商店街)、天神商店街を通る。

 

防府天満宮

904年(延喜4年)に創建された菅原道真を祀る神社で、日本で最初に創建された天満宮

北野天満宮(京都)、太宰府天満宮(福岡)と並び日本三天神とも呼ばれる。

表参道の石鳥居は1629年(寛永6年)に長州藩初代藩主毛利秀就の寄進により建立したもので、奉納年が刻まれたものでは山口県最古の鳥居。

春風楼は五重塔が建設途中で中止になり、その一層部分を利用したもの。毛利秀就像、夢叶う牛像もある。

 

山陽道を歩き、周防国分寺

741年(天平13年)の聖武天皇の勅願により、諸国に68ケ寺建立された官立の寺院(国分寺)の一つで、周防国分寺は756年(天平勝宝8年)には存在していたことが記録されている。

現在の伽藍は奈良時代の創建時の位置に立っており、創建当初の境内に今も伽藍を残しているのは全国でも珍しいらしい。

本尊は薬師如来坐像菅原道真が自画像を描くために使った水鑑の井戸、仏足石もある。

周防国分寺

 

幸せますステーションスマイルほうふに立ち寄る。

「幸せます」という方言があるみたい。

スマイルほうふ | 幸せますステーション | 山口県防府市 人・道・まちの駅

 

毛利博物館

最後の長州藩主で華族制度の最高位である公爵となった毛利元徳が住んだ旧毛利家本邸が博物館となり、毛利家に伝来したものが展示されている。

1916年(大正5年)に竣工し、2011年(平成23年)には国の重要文化財に指定されている。

四季山水図(雪舟)や古今和歌集巻八など国宝4点の他、毛利元就自筆書状(三子教訓状)や幕府追討密勅(討幕の密勅)などを収蔵している。

企画展は毛利元就郡山入城500年記念「元就入城」。

毛利博物館/国指定名勝 毛利氏庭園

 

博物館へ向かう松並木から良い雰囲気。

大広間の襖や壁がほんのり金で綺麗。博物館には、四季山水図の複製、色々威腹巻。

 

毛利氏庭園

旧毛利家本邸の庭園。明治・大正の職人の技術を詰め込んだ傑作で、国指定名勝に登録されている。

すごいぞ!防府のポスターによると、ライバルは兼六園偕楽園、後楽園。

すごいぞ!防府 - たびたびほうふ - 山口県防府市

 

佐波神社、周防国衙跡西北隅を見る。

 

山頭火ふるさと館

山頭火をうたい、山頭火にしたしみ、山頭火をつたえる」をテーマに、2017年10月7日に開館した。

山頭火ふるさと館

企画展は「俳句を聴く 山頭火オノマトペ」。

企画展「俳句を聴く 山頭火とオノマトペ」 - 山頭火ふるさと館

 

山頭火の小径を約10分歩く。

道を示す足跡があって分かりやすい。

 

山頭火生家跡

1882年(明治15年)に防府に生まれた種田山頭火は、昭和の芭蕉とも呼ばれ、生家跡やJR防府駅前など防府市内各所に句碑が80基以上建てられている。

五・七・五にこだわらない自由律俳句の代表的俳人で、「雨ふるふるさとははだしであるく」や「分け入っても分け入っても青い山」が有名。

 

三田尻御茶屋(英雲荘)は行かず。

1654年(承応3年)に萩藩2代藩主毛利綱広により建設された藩の公館で、幕末には三条実美などの七卿や志士たちも出入りした。

県内の御茶屋として唯一残っており、7代藩主毛利重就が隠居後に移り住んだことから、重就の法名にちなみ英雲荘と命名された。

 

 

12時26分に防府駅発のJR山陽本線で約15分、12時42分に新山口駅に到着。

味善でかけうどんを食べて、果子乃季のほわりミルクを購入。

ホームページを見たら、月でひろった卵が美味しそう。

果子乃季 山口県の和洋菓子専門店 代表銘菓「月でひろった卵」

 

13時25分に新山口駅発の防長交通バスで約40分、14時02分に秋芳洞バスセンターに到着。

 

秋吉台

美祢市にある日本最大級のカルスト台地で、1955年に国定公園秋吉台国定公園)に、1964年に特別天然記念物に指定されている。

秋吉台 | 特設ページ

 

秋芳洞

秋吉台国定公園の地下100mに位置する特別天然記念物で、洞内の観光コースは約1km(総延長は11.2kmを超え国内第2位)。

4月14日(金)~6月4日(日)の間、シナモロール in 秋芳洞が開催中。

シナモロール in 秋芳洞 - 【公式】山口県美祢市 秋吉台国定公園 観光情報

 

川が濁っているのは鍾乳洞の元なのだろうか。

入ってすぐに冒険コース(300円)がある。

いきなり梯子を登るため、手が汚れ、しかも暗い。上には宵の明星、開山の行場。出口には懐中電灯の返却ボックスがあり、懐中電灯を取り忘れたから暗かったと納得。

 

鍾乳洞を進み、百枚皿、富士山を連想させる広庭、蓬莱山、千町田、傘づくし、大黒柱、空滝、黄金柱、蘇鉄岩。

黒谷支洞へ行き、岩窟王、クラゲの滝のぼり、龍の抜穴、五月雨御殿、マリア観音

 

少し戻り、エレベーターで昇る。

秋芳洞からカルスト展望台までは徒歩約10分。

観覧券を提示すれば再入洞可能。

 

秋吉台ジオパークセンターで地図を貰い、カルスト展望台コースをショートカットして歩く。

Mine秋吉台ジオパーク

 

カルスト展望台、若竹山を見て、剣山を飛ばして、妙見原、カルスト展望台。

若竹山に「日本山脈縦走西日本起点」という碑があり、妙見原ではススキのような植物が風になびいていた。

秋吉台科学博物館と山口大学秋吉台アカデミックセンターもあった。

美祢市立秋吉台科学博物館 - 美祢市立秋吉台科学博物館

山口大学地域未来創生センター

 

エレベーターで下りて、秋芳洞を出て、秋芳洞入寂寿円禅師坐像と大理石加工展示館を見る。

 

16時30分に秋芳洞バスセンター発のあんもないと号で約25分、16時56分に美祢駅に到着。

17時11分に美祢駅発のJR美祢線で約30分、17時39分に厚狭駅に到着。

17時46分に厚狭駅発のJR山陽本線で約35分、18時20分に下関駅に到着。

 

長門峡は行けなかった。

 

夕食は、いか鮮下関で、瓦そばなど。

いか鮮下関-トップページ

 

今日のホテルは、ヴィアイン下関。

エコノミーシングル12~13㎡。

 

 

 

 

2023年05月25日~05月29日 四国旅行