3泊4日の高野山・奈良・京都旅行、2日目。
朝食はホテル日航奈良。
柿の葉寿司、三輪素麺、奈良漬、茶粥(東大寺二月堂の修二会(お水取り)の練行衆の食事だった歴史がある)、茶飯(興福寺や東大寺などの僧坊で古くから食されていた伝統食)、豆乳鍋(飛鳥時代に僧侶が寒さをしのぐために作ったとされる郷土料理である飛鳥鍋を豆乳でアレンジしたもの)など、奈良の伝統食・名物料理。
興福寺の粕汁(追儺会(ついなえ。2月3日の節分の夜に行われる鬼追い式、豆まき行事。)の際に振舞われる白味噌と酒粕の風味がある一品)、興福寺の精進汁(正月の三が日のお供え物を下供し、松の内に食べる。油揚げや白菜、大根などの野菜の甘みがある味噌汁。)、奈良県産有精卵「ぴよたま」の卵料理など。
「しきしき」という小麦粉に水と砂糖を入れて薄く焼いた戦前からある奈良のおやつもあった。
クロックルベネディクトという料理もあった。
奈良大和 四寺巡礼
奈良県中央部に位置する長谷寺・室生寺・岡寺・安倍文殊院で結成された奈良大和四寺巡礼は、いずれも1,200年以上の歴史を持つ。
奈良大和 四寺巡礼 | NARA-YAMATO Four Temple Pilgrimage , Hase-Muro-Oka-Abe
個人共通拝観券2,300円を購入したら、結縁散華4枚セットを貰える。
真っ白な巡礼衣を貰い、各寺院で巡礼衣に御朱印をすることで、四寺巡礼だけの特別な巡礼衣を作ることもできる。
奈良大和巡礼スタンプラリーというのもあった。
室生寺
多くの寺が女性の立ち入りを許さなかった時代にも、女性を受け入れてきたため、女人高野と呼ばれた。
我が身をば 高野の山にとどむとも 心は室生に有り明けの月(伝空海詠)
太鼓橋を渡り、仁王門には赤と青の仁王像、鎧坂も雰囲気ある。
石楠花が綺麗。
弥勒堂
鎌倉時代に建てられた重要文化財。
本尊の木造弥勒菩薩立像は、平安時代に作られた重要文化財。
金堂(国宝)
五重塔とともに当寺草創のものといわれ、平安初期の建立と考えられている。
本尊の木造釈迦如来立像も平安時代初期に作られた国宝。
本尊の両脇にある木造薬師如来立像と木造文殊菩薩立像はともに平安時代に空海によって作られたと言われ、重要文化財。
本堂(灌頂堂)
1308年(延慶元年)に建てられた国宝。
如意輪観音菩薩は、大阪府の観心寺、兵庫県の神呪寺とともに、日本三如意輪と言われる。平安時代に作られた重要文化財。
本堂の近くには、北畠親房の墓もあった。
五重塔は平安時代初期に建てられた国宝。
屋外に建つものとしては日本最小(16.1m)で、法隆寺に次ぐ古塔。
多くの階段を上る。
奥之院の御影堂(大師堂)
鎌倉時代に建てられた重要文化財。
寳物殿は行かなかった。
日本遺産「女性とともに今に息づく女人高野~時を超え、時に合わせて見守り続ける癒しの聖地〜」。
長谷寺
2026年で開山1300年を迎える。
大和國(やまとのくに)総本山長谷寺開山1300年 記念行事|奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺
仁王門(重要文化財)を通って、登廊(重要文化財)。
ここは牡丹が綺麗。
宗宝蔵では、長谷寺開山1300年記念特別寺宝展「長谷寺大国宝展」。
銅板法華説相図、白鳳時代、国宝
長谷寺装飾経(法華経)、鎌倉時代、国宝
丸紋散蒔絵経箱、室町時代、国宝
ぼたん回廊
蔵王堂の蔵王権現三尊像は怖い。
本堂は1650年(慶安3年)に建てられた国宝。
十一面観世音菩薩立像は1538年(天文7年)に作られた重要文化財で、国宝・重要文化財の木造彫刻の中で最大のもの。
雨宝童子立像は可愛らしい、難陀竜王は珍しい。どちらも重要文化財。
12時に鐘の音に合わせて、法螺貝が吹かれていた。
開山堂、大黒堂。
五重塔は令和大修復が行われている。
昭和29年に戦後初めて建てられた昭和の名塔。もとは三重塔があったよう。
本長谷寺、弘法大師御影堂、一切経蔵と見る。
奥の院の阿羅尼堂、豊臣秀長供養塔は行かなかった。
本坊大講堂特別拝観が行われている。
長谷寺の本尊十一面観世音菩薩とほぼ原寸大に描かれた16mの掛け軸のレプリカが公開されている。1495年(明応4年)に罹災した本尊十一面観世音菩薩を復興再建するため設計図として作られたと伝えられる。
「長谷寺縁起絵巻」も全巻公開されている。
長谷寺を出て、参道で寿屋の焼き餅、井上ぼたん堂の牡丹餅をた食べる。
鎌倉の長谷寺との関係を調べた。
奈良の長谷寺のホームページには載ってないが、鎌倉の長谷寺のホームページには載っていた。
「徳道上人は一本の楠の霊木から二体の観音像を造り、一体は大和(奈良県)長谷寺にお祀りし、一体はご縁のある土地を求めて海にお流ししました。養老5年(721)のできごとです。霊像は15年のあいだ海のうえを漂い、ついに相模(神奈川県)にながれつきました。」
安倍文殊院
645年(大化元年)創建と、日本で最も歴史のある寺の一つ。
京都府宮津市(天橋立)にある智恩寺の切戸の文殊、山形県高畠町にある大聖寺の亀岡文殊とともに、日本三文殊。
海渡文殊群像は、四人の脇侍を伴って雲海を渡り、説法の旅に出ている姿で、5像全てが国宝。
騎獅文殊菩薩像は鎌倉時代(1203年)に快慶によって作られ、約7メールと日本最大。乗っている獅子だけでも大きい。
他には、善財童子像、優填王像、須菩提像、維摩居士像。
2026年5月〜8月の間、渡海文殊群像の免震工事及び本堂耐震工事が行われる。
本堂には日本三文殊霊場お砂踏み所もある。昨日の高野山の授戒と同じ「南無大師遍照金剛」と唱える。
西古墳(特別史跡)は安倍倉梯麻呂の墓と伝えられ、内部は645年(大化元年)のまま保存されている。
今は願掛け不動が祀られている。
金閣浮御堂は「七まいり」という魔除け・方位災難除けを祈願する願掛けの修行場。
十一面観音。
東古墳は、飛鳥時代に造立されたもので、閼伽井(あかい)の窟とも呼ばれる。
白山堂
室町時代後期に建てられた重要文化財。
合格門をくぐり、安倍晴明を祀る晴明堂。
安倍晴明天文観測の地があり、平安時代に星を見て吉凶を占った場所らしい。
ウォーナー博士報恩供養塔もあった。
花広場では、平成8年からは毎年パンジーで干支ジャンボ花絵が描かれている。
談山神社
中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が、本殿裏山で大化改新の極秘の談合を行い、多武峰が談峯・談い山・談所が森と呼ばれるようになった。
鎌足の没後、長男・定慧和尚が鎌足の遺骨の一部を多武峯山頂に改葬し、十三重塔と講堂を建立して妙楽寺と称した。
そして701年(大宝元年)に神殿を建て、鎌足の御神像を安置したことが、談山神社の始まり。
権殿、平安時代(室町時代再建)、重要文化財
本殿、飛鳥時代(江戸時代)、重要文化財
東殿、重要文化財
近くには厄割り石があり、厄割り改新玉も売っていた。
十三重塔、飛鳥時代(室町時代再建)、重要文化財
藤原鎌足の長男・定慧和尚が、父の供養のために768年(白鳳7年)に創建した塔婆で、現存のものは1532年(享禄5年)の再建。木造十三重塔としては現存世界唯一。
岩くら
古神道の信仰の姿を今に残した霊地。付近には滝と龍神社もある。
総社本殿、重要文化財
神廟拝所 (旧・講堂)、飛鳥時代(江戸時代再建)、重要文化財
壁面には十六羅漢と天女が描かれ、内部には文化財が展示されている。
狛犬、伝運慶、鎌倉時代
秋冬花鳥図(複製)、狩野派筆、大英博物館
綴プロジェクトによる複製。
秋冬花鳥図|作品紹介|キヤノン 綴プロジェクト|キヤノングローバル
石舞台古墳
7世紀初め頃に作られたと推定される最大級の方墳。
被葬者は不明だが、蘇我馬子の墓ではないかといわれる。
内部にも入れる。
橿原神宮
第一代天皇の神武天皇と皇后の媛蹈韛五十鈴媛命を御祭神として、1890年(明治23年)に創建された。
神武天皇は日向国の高千穂の宮から東に向かい、畝傍山の東南の橿原宮で第一代天皇として即位した。その年が紀元元年で、2026年は紀元2686年。
宝物館では特別展「橿原神宮と人々の祈り」が開催中。
宝物館特別展「橿原神宮と人々の祈り」開催の御案内 – 橿原神宮
『橿原神宮特別参拝と文華殿特別公開』が開催される。
『橿原神宮特別参拝と文華殿特別公開』開催のお知らせ – 橿原神宮
近くの神武天皇陵(畝傍山東北陵)は行かなかった。
奈良監獄ミュージアム
奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート【公式】|Nara Prison Museum by Hoshino Resorts
1908年(明治41年)に建てられた旧奈良監獄は、明治時代に建てられた五大監獄で唯一全貌が現存する国の重要文化財。
中央看守所から放射線状に収容棟が並ぶ「ハヴィランド・システム」が用いられている。
3日後の4月27日にオープンするため外観のみ。
天極堂 奈良本店で、奈良 山の幸 葛もちセット(2,035円)。
胡麻豆腐、小鉢、香の物、お吸い物付。
江戸時代から伝わる吉野地方独自の製法「吉野晒(よしのざらし)」で精製したものが「吉野本葛」 といわれる。
1kgの根から取れる吉野本葛は約100gとわずかなことから、「白いダイヤモンド」と呼ばれる。
今日のホテルは、ホテル日航奈良。
ラージツイン35㎡。
ホテル日航奈良【公式】 JR奈良駅西口直結。世界遺産徒歩圏内。
2026年4月23日~4月26日 高野山・奈良・京都旅行