古代DNAー日本人のきた道ー(国立科学博物館)

10時52分に大井町駅発のJR京浜東北根岸線で約25分、11時15分に上野駅に到着。

 

国立科学博物館

国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo

 

特別展「古代DNAー日本人のきた道ー」

 

 

第1章 最初の日本人 ―ゲノムから見た旧石器時代の人々

アフリカで誕生したホモ・サピエンスは6万年ほど前に世界展開を始め、およそ4万年前に日本列島に到達した。

「最初の日本人」の実態は、化石証拠がないことから謎に包まれていたが、近年沖縄県石垣島の遺跡からこの時代の人骨が続々と発見され、その一端が明らかになりつつありる。

 

第2章 日本の基層集団 ―縄文時代の人と社会

縄文時代は、日本列島域で土器が出現したおよそ16,000年前から、九州北部で水田稲作が登場した2,900年程前まで続き、当時の人々は定住し、自然から食料を獲得する生活を基本としていた。



第3章 日本人の源流 ―さまざまな弥生人とその社会

水田稲作が始まった弥生時代は、縄文人とは見た目、DNAや考え方が異なる、青銅や石の武器を持つ朝鮮半島青銅器文化人の登場によって幕を開けた。

 

第4章 国家形成期の日本 ―古墳時代を生きた人々

古墳時代の人々のゲノムは現代の日本人に近いことが分かっている。

 

トピック1 イヌのきた道

最古のイヌの系統は約1万年前の縄文時代に日本列島に渡来した。イヌは1万年前から日本人のパートナー!

 

トピック2 イエネコの歴史

イエネコは稲作の伝来が始まった弥生時代に日本に持ち込まれたという説があるが、近年のDNAを用いた分析では、現代の日本猫の多くが平安時代前後に持ち込まれたネコを祖先とすることが分かってきている。

 

第5章 南の島の人々―琉球列島集団の形成史

イモガイ(写真逆)

 

第6章 北の大地の人々 ―縄文人アイヌになるまで

日本列島の北部の文化は約2,400 年前に稲作農耕を行わない「続縄文文化」が誕生したことを契機に本州島以南とは異なる文化的変遷をたどり「アイヌ文化」に至る。



日本館1階

気象業務150周年企画展「地球を測る」

1875年6月1日に東京気象台(現在の気象庁)において、気象業務としての気象・地震観測が始まり、2025年は150周年。