1泊2日の伊豆旅行、1日目。
三嶋大社へ。
矢田部盛治は、1854年(嘉永7年)の東海大地震で倒壊した社殿を復興した人。
「三嶋大社の金木犀」(薄黄木犀)は昭和9年に国の天然記念物の指定を受けた。
推定樹齢は1200年を越え、最古で最大のモクセイらしい。
舞殿、本殿(1866年(慶応2年)竣功)、伊豆魂神社、神鹿園と見る。
神鹿園の鹿は、1919年(大正8年)に奈良の春日大社より雄雌8頭を譲り受けたことに始まり、毎年3月22日に神鹿記念祭が行われるよう。
境内の福太郎茶屋では、縁起餅「福太郎」(こしあんでくるんだ草餅)が売られていた。
三嶋大社付近のセブンイレブン三島日の出町店で、ふじのくに旅行券・地域クーポンを購入。
蛭ヶ島公園には、源頼朝と北条政子の像や、伊豆の国市歴史民俗資料館(旧上野家住宅)がある。
江川邸は外観のみ。
江川家は42代約850年続く大和源氏の末裔で、江戸時代には旗本として11代(273年間)天領伊豆の代官を務めたらしい。
韮山反射炉は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産。
実際に大砲を製造した反射炉としては、国内で唯一現存するもの。
日露戦争の戦利品であるロシア帝国の銃で作った銃剣柵もあった。
道の駅伊豆のへその、いちごBonBonBERRYで、いちご大福を購入。
【公式】いちご専門店・いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory
道の駅伊豆のへそ|「買う・遊ぶ・食べる・泊まる」が丸ごと楽しめる複合型道の駅
ノスタルジックロマン、伊豆修善寺温泉へ。
曹洞宗福地山 修禅寺は、807年(大同2年)に弘法大師が開創。
手水が温泉で水のつもりだと熱い!
5月28日(土)~11月27日(日)の間、北条と源氏ゆかりの史跡めぐりというモバイルスタンプラリーが開催中。
源頼家の墓、指月殿と見る。
昼食は、修善寺そば処 四季紙で、おろしたぬきそば(からし椎茸付)。
そばの種類を選べたため、古代米で健康と美容に効果のある薬膳の黒米をつなぎに使った黒米そばを選択。
修善寺温泉で無料貸切露天風呂とレトロな空間が人気の宿【湯の宿 花小道公式HP】四季紙
四季紙は花小路という江戸川乱歩などの文人・画人に愛されたらしい旅館内にあるが、3月31日に宿泊を終了したよう。
竹林の小径を通り、しゅぜんじ回廊を見て、赤蛙公園まで行って引き返し、独鈷の湯、筥湯、日枝神社、ハリストス正教会と見る。
最後に独鈷の湯広場でスタンプを手に入れて、再度ギャラリーしゅぜんじ回廊に行き、オリジナルお守り「神鹿の力」をゲット!
修善寺を後にして、大室山へ。
標高は579.64mで、山頂は1周約1㎞。
約4000年前の噴火ででき、山全体が国指定の天然記念物。
2018年に伊豆半島がユネスコ世界ジオパークに認定され、その中で見所がある場所ジオサイトとして大室山は選定されている。
リフトで上るが、日差しが強い。
山頂は鈴虫の音色が綺麗。
噴火口中腹には浅間神社があり、噴火口跡ではアーチェリーができる。
帰りのリフト眺めは、海が見えて絶景。
リフトを降りた所にある、菓子処たかはしで、もみじ焼きを購入。
今日のホテルは、UMITO the salon IZU。
コンフォートデラックス1階、51㎡。
【公式】伊豆のリゾートホテルUMITO the salon IZU
広くて綺麗なだけでは無い。
スリッパに足を入れた時のふかふかさ、手を洗った後のタオルの柔らかさで、良いホテルだと分かる。
リビングとベッドルームの両方にテレビがあり、冷蔵庫には水だけでなくお茶(加賀棒ほうじ茶)も人数分用意されていた。
お風呂は室内温泉で、アメニティはTAYIVというブランドだった。
TAYIV (タイヴ) | [IVRESSE] イヴレス株式会社 公式ホームページ
夕食は、地元食材を使用したカジュアルフレンチコース。
アミューズ ブーシュ、尾長鯛のマリネ、サゴシのポワレ、牛ホホ肉の赤ワイン煮込み、苺とベリーのムース/バニラアイス、コーヒー・紅茶。
飲み物は、やまももワインを注文。やまももの花言葉は、「教訓」「一途」「ただひとりを愛する」。
アミューズに出てきたエビはニューカレドニア産で、ニューカレドニアが天国に一番近い島なことから天使のエビと呼ばれるそう。ビシソワーズもあった。
サゴシは出世魚で大きくなるとサワラ。ポワレにはリゾットも付いていた。
牛ホホ肉の赤ワイン煮込みはお肉が柔らかい。リゾットもだが、ソースが美味しかった。
牛肉の赤ワイン煮込みはブルゴーニュ地方の料理で、フランスのランスで食べた記憶がある。ランスはシャンパーニュ地方だったが。
2022年09月04日~09月05日 伊豆旅行