箱根へ。
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ベーカリー&スイーツ ピコット | 食事 | 【公式】富士屋ホテル 箱根・宮ノ下
ポーラ美術館
2002年に神奈川県箱根町に誕生し、「箱根の自然と美術の共生」というコンセプトを掲げている。
ポーラは1929年に鈴木忍により創業され、創業家2代目(鈴木忍の長男)の鈴木常司が40数年にわたり収集したものがコレクションの中心。
地下1階へ。
展示室1,2は企画展「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン」。
作品リストhttps://www.polamuseum.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/20231208034001.pdf
第1章 機械と人間:近代性のユートピア
クロード・モネ「サン=ラザール駅の線路」
「ブガッティタイプ52(ベイビー)」
フェルナン・レジェ「鏡を持つ女性」、「青い背景のコンポジション」、「記念碑的構成」
ロベール・ドローネー「傘をさす女性、またはパリジェンヌ」、「リズム 螺旋」
ワシリー・カンディンスキー「複数のなかのひとつの像」
第2章 装う機械:アール・デコと博覧会の夢
ロベール・ボンフィス ポスター「PARISー1925 アール・デコ博」
ルネ・ラリック「泉の精 ガラテ」(撮影禁止)
マリー・ローランサン「ヴァランティーヌ・テシエの肖像」
ソニア・ドローネー「絵画・オブジェ・同時的テキスタイル・モード」(撮影禁止)
里見宗次 ポスター「日本国有鉄道」(撮影禁止)
ルネ・ラリック香水瓶「ラ・ベル・セゾン(美し
き季節)」
ル・コルビュジエ「バスキュラントチェア(No.LC1)」
ラウル・デュフィ「パリ」
第3章 役に立たない機械:ダダとシュルレアリスム
マルセル・デュシャン監督 映画「アネミック・シネマ(貧血症の映画)」(撮影禁止)
マン・レイ「破壊されないオブジェ」(撮影禁止)
ジョルジョ・デ・キリコ「ヘクトールとアンドロマケー」(撮影禁止)
サルバドール・ダリ「姿の見えない眠る人、馬、獅子」(撮影禁止)
ルネ・マグリット「生命線」(撮影禁止)
地下2階、第2会場
第4章 モダン都市東京:アール・デコと機械美の受容と展開
中原實「ヴィナスの誕生」
古賀春江「現実線を切る主智的表情」
エピローグ 21世紀のモダン・タイムス
ムニール・ファトゥミ「モダン・タイムス、ある機械の歴史」
空山基「Untitled_Sexy Robot type II floating」、「Untitled_Sexy Robot_Spacetraveler」2つ
ラファエル・ローゼンダール「Into Time 23 10 05」、「Into Time 23 10 06」、「Into Time 23 10 07」
展示室3は、ポーラ美術館コレクション選。
作品リストhttps://www.polamuseum.or.jp/wp-content/uploads/2023/12/20231212040051.pdf
ポール・セザンヌ「砂糖壺、梨とテーブルクロス」
ベルト・モリゾ「ベランダにて」
クロード・モネ「散歩」、「セーヌ河の日没、冬」、「ルーアン大聖堂」、「睡蓮」
ポール・ゴーガン「白いテーブルクロス」
フィンセント・ファン・ゴッホ「アザミの花」
パブロ・ピカソ「海辺の母子像」(撮影禁止)
ピエール・オーギュスト・ルノワール「レースの帽子の少女」
黒田清輝「野辺」
レオナール・フジタ (藤田嗣治)「ベッドの上の裸婦と犬」(撮影禁止)
展示室4は、新収蔵:ゲルハルト・リヒター《ストリップ(926-3)》。
全てのストリップシリーズは抽象絵画 (724-4)に由来している。この絵画のデジタルデータの分割を繰り返したものを、繋ぎ合わせて再構築したものを、デジダルプリントとして出力して作成された。
他にも「グレイ・ハウス」と「抽象絵画 (649-2)」。
展示室5は、杉山寧の芸術。
「究」、「薫」、「舞」(撮影禁止)
1階アトリウム ギャラリーでは、HIRAKU Project Vol.15 大西康明 境の石。
九頭龍の森(600円)を歩いて、九頭龍神社 本宮。
九頭龍神社は、「箱根権現御手洗の池」と称された芦ノ湖の守護神・九頭龍大神を祀る神社。
九頭龍大神は、芦ノ湖畔(箱根九頭龍の森)の九頭龍大神誕生の聖地に鎮座する「九頭龍神社(本宮)」と、湖水祭斎場の聖地である箱根神社社殿の横に建立鎮祭された「九頭龍神社(新宮)」の二ヶ所に祀られている。
白龍神社にも参拝。
約3,000年前の噴火によって神山(標高1,438m)が崩壊してできた。
現在も硫化水素を含む噴煙が上がっているため、樹木は立ち枯れ、岩石は粘土化して赤茶けた山肌が見えている。
大涌谷自然研究路(玉子蒸場までの散策路)は現在通行止めで、引率入場方式(監視員が誘導する団体行動で事前予約制、500円)でのみ散策が可能。
13時00分からの入場を予約し、ヘルメットをかぶって入る。
直径30cmまでの噴石に耐えられるシェルターが1号〜7号まであり、中にはガスマスクやレスキュータオル(濡れタオル)がある。
箱根は周りを山に囲まれているが、一つの大きな火山の噴火によってできたのではなく、多くの小さな火山の活動によってできたらしい。
大涌谷自然研究路は、黒玉子を作っている付近の玉子茶屋辺りまで登る(1,050m)。ここで作られた黒玉子は、玉子専用のロープウェイで運ばれる。
黒玉子が黒い理由は硫化鉄によると言われてきたが、2020年頃の中学生の発見によって訂正された。その子はコロナ対策でアルコール消毒をした手に黒玉子の黒色が付いたことに疑問を持ったらしい。
クリーム色の硫黄の塊や、硫黄苔(モンローリップ)、狸の糞も紹介してもらえた。
大涌谷という名前はかつては地獄谷という名だったが、明治天皇が来るときに天皇が地獄に来るのはまずいということで変更したらしい。
渋沢栄一も箱根に関係していて、1880年(明治13年)に仙石原で牧場「耕牧舎」を始め、1930年(昭和5年)には箱根温泉供給株式会社を設立した。
大涌谷から見る富士山は想像以上に大きかった!
大涌谷くろたまご館がある。
黒玉子は、一つ食べると7年寿命が延びるかも。
黒たまご4個入り500円を購入。
延命地蔵尊の横には神泉の湯があった。
ときどき自衛隊の演習の音が響いた。
関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた。
坂上田村麻呂や源頼朝も信仰し、1232年(貞永元年)に執権・北条泰時が制定した御成敗式目では祈誓を捧げる神々の筆頭に挙げられている。
宝物殿では特別企画展「武将の手紙―古文書にみる箱根信仰―」が開催されていた。
平和の鳥居は写真を撮る人で凄い行列。
箱根関所・箱根関所資料館
現在の場所に設置されたのは1619年(元和5年)頃と言われる。
箱根山には箱根関所を中心として根府川(小田原市)、仙石原(箱根町)、矢倉沢(南足柄市)、川村・谷ケ(共に山北町)の6か所に関所が設置されていた。
2007年(平成19年)に江戸時代末期に改修工事を行った際の史料を基に大幅リニューアルをし、江戸時代に全国に置かれていた約50の関所のうち唯一当時の姿を完全復元しているらしい。
箱根関所資料館には、様々な手形や象の旅の記録もあった。
2019年には箱根関所設置400年記念事業が行われた。
かつて伊豆、駿河、遠江、甲斐、信濃、相模、武蔵、上総、下総、安房と十の国が見えたことに由来する。日金山の頂上からは、北に富士山、西に駿河湾、東に相模湾が見える。
天気が良くなかったのでケーブルカーで上には行かず。一国峠。
1886年(明治19年)に開園し、日本一早咲きの梅、日本一遅い紅葉の名所で有名らしい。
毎年11月中旬~12月上旬に第一号の梅の花が開くようで、今年度は2023年(令和5年)10月18日に開花を確認したらしい。
第80回熱海梅園梅まつりは3月3日(日)までだが、ほとんど散っているため、入園料有料期間が2月29日(木)までに変更された。
一般は300円で熱海市内宿泊者100円になるようだが、16時00分から無料だった。
來宮神社(来宮神社)
樹齢2100年以上の大楠は日本最樹齢の樟で国指定天然記念物。
座禅エリアがあり、20分200円だった。
今日のホテルは、ホテルニューアカオ。
錦ヶ浦に聳え立つホテルで、インフィニティデザインの露天風呂スパリウムニシキもある。
ホライゾンウイングのデラックストリプル(バストイレ独立)39㎡に宿泊。
夕食はメインダイニング錦のビュッフェ。
ホライゾンウイングのエントランスには、大小島真木「木と石の発芽、火を運ぶ鳥と渡り蝶」。
夜景も綺麗だった。
2024年02月29日~03月01日 箱根・熱海旅行