イタリア旅行、2日目。
8時26分頃にテルミニ駅発の地下鉄Ａ線Battistini（バッティスティーニ）行きで約10分（6駅）、8時36分頃にOttaviano(オッタビアーノ)駅に到着。
9時00分から予約したバチカン美術館へ。
通り道に案内の人が多く立っていて、道順や並ぶ列を教えてくれた。最初怪しい人だと思っていたが、首から下げた名札を見せてくれたり、ノーチャージと言ってくれたりしたので良かった。
予約した人は列に並ぶこともなく、9時前に館内に入れた。
エスカレーターで上って、二重の螺旋階段を上から見る。
絵画館（Pinacoteca）の8室にはラファエロの「聖母の戴冠」、「キリストの変容」、9室にはレオナルド・ダ・ヴィンチの「聖ヒエロニムス」、12室にはカラヴァッジョ派の「キリストの降架」。思ったより空いていた。
庭のSphere Within Sphereをガイドの人が柵内に入って人力で回していた。ニューヨークの国連本部にあったのは何となく覚えていたが、箱根の彫刻の森美術館にもあるらしい。
庭には、松ぼっくりもあった。
地図の部屋（Galleria delle Carte Geografiche）は、長い天井画が綺麗。凄く混んでいて、ゆっくりしか進まない。
ラファエロの間（Stanze di Raffaello）の「アテネの学堂」はレオナルド・ダ・ヴィンチがモデルのプラトン、ミケランジェロがモデルのヘラクレイトス、ラファエロの自画像が描かれているらしい。
近現代コレクションには、シャガールやダリの絵もあった。
システィーナ礼拝堂（Cappella Sistina）には、ミケランジェロの「最後の審判」や、旧約聖書・創世記の天地創造などを描いた天井画。
最後の審判を背にして右奥にシスティーナ礼拝堂から直接サン・ピエトロ大聖堂へ抜ける道があり、その道を通るとサン・ピエトロ大聖堂の入場の列に並ばずに済むが、ツアー客の専用で個人客は通れないらしい。
最初はその扉が閉まっていたため、一度通常の扉から出て、もう半周くらいしてから再度システィーナ礼拝堂に行くと、右の扉も空いていた。
バチカン図書館は、見付けられなかった。
サン・ピエトロ大聖堂には、ミケランジェロの「ピエタ」、聖ピエトロ（ペトロ）の像などがある。
儀式か行事が行われていたようで、パイプオルガンの音や聖歌が聞こえた。
バチカンでは「Pont Max」という文字を読むことが多かったが、「Pontifex Maximus」の略で日本語に直すと「最高神祇官」となり、教皇の称号の一つで教皇を意味するらしい。
「DOM」は「Deo Optimo Maximo」の略で、「偉大で最高の神に」、「至善至高の神に捧ぐ」のような意味のよう。
バチカンをいつの間にか出る。
サンタンジェロ城は、139年にハドリアヌス帝の霊廟として建てられ、頂上には大天使ミカエルの像がある。天使像が並ぶ正面の橋は、ベルニーニの設計。
コロナリ通りは趣がある！革製品のお店が多い印象。
サンタマリア・デッラ・パーチェ教会。
ナヴォーナ広場は、ベルニーニが設計した「四大河の噴水」と「ムーア人の噴水」、他にも「ネプチューンの噴水」がある。
15時00分に広場前にあるサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会が開いたので入る。
サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会は、床に鏡を置いてくれて、天井画が見やすい。
マダーマ宮殿はイタリア元老院（上院）の議事堂として使われている。
サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会には、カラヴァッジョの作品。「聖マタイと天使」、「聖マタイの召し出し」、「聖マタイの殉教」。
サンタゴスティーノ教会は、16時00分に開く予定が16時03分頃に開いた。入って左にカラヴァッジョ「ロレートの聖母」。ラファエロの「預言者イザヤ」が柱の上に描かれてるとは知らずに探した。
ローマにはところどころ水飲み場があり、水を飲んだり、空のペットボトルに汲んだりできる。
今日も昨日ほどでは無いが暑くて水のペットボトルを2回買ったが空になったので、試しに汲んで飲んでみた。お腹が平気か心配。
バチカン美術館の自販機は水が1€で安かった。
サンタンドレア・デッレ・フラッテ教会には、ベルニーニの「カルティーリョを持つ天使」、「とげの花冠を持つ天使」。
スペイン広場、「ローマの休日」の舞台となった階段前には、バルカッチャの噴水（今まで見た噴水に比べて小さめ）。
階段の上にはトリニタ・デイ・モンティ教会。
階段に座っている人を警察か警備の人が笛を吹いて注意していた。
今日のホテルは、ジョルベルディアートホテル。
2023年10月12日～10月22日 イタリア旅行
