東北02 千秋公園・秋田市民俗芸能伝承館・秋田県立美術館

8泊9日の秋田・山形・福島旅行、2日目。

 

6時57分に大宮駅発のこまち1号で約3時間30分、10時24分に秋田駅に到着。

気付いたら、後ろ向きで走っていた。

 

秋田駅では秋田犬がお出迎え。

 

昼食は、秋田の恵み鮨処 秋田港で、日替わり特上握りランチ。

https://www.akitasuisan.co.jp/shoplist/akitako

 

Be Mellowというカフェも美味しそうだった。

https://www.be-mellow.jp/

 

千秋公園

1602年(慶長7年)から1869年(明治2年)の版籍奉還まで、12代267年間続いた秋田藩20万石佐竹氏の居城だった久保田城跡。常陸から国替えとなった初代秋田藩佐竹義宣が、慶長8年に築城したもので、石垣や天守閣を持たない平山城だった。

1896年(明治29年)に近代公園設計の先駆者で祖庭ともいわれる長岡安平の設計により公園として整備され、1984年(昭和59年)に佐竹氏15代義榮の遺志によって秋田市に寄贈された。

秋田県出身の漢学者狩野良知が、秋田の「秋」に長久の意の「千」を冠し、長い繁栄を祈って、千秋公園(当初は「千秋園」)と命名した。

千秋公園|秋田市公式サイト

日本さくら名所100選に選ばれていて、千秋公園桜まつりが4月12日~23日の間行われていた。

千秋公園桜まつり | 秋田観光コンベンション協会

 

御物頭御番所を見て、久保田城表門から登る。

八幡秋田神社は、初代藩主の佐竹義宣から歴代の藩主を祀る。

久保田城本丸跡、佐竹義堯像(秋田藩最後の12代藩主)。

久保田城御隅櫓は市政100周年を記念して復原されたもの。

佐竹資料館は建て替え工事のため休館中。令和7年10月にリニューアルオープン予定。

https://www.city.akita.lg.jp/kanko/kanrenshisetsu/1002685/index.html

 

高砂堂本店で、りんごもちを購入。

http://www.takasagodo.jp/

 

秋田市民俗芸能伝承館

愛称は、ねぶり流し館。

「竿燈まつり」で使用する竿燈は、幼若、小若、中若、大若などがあり、一番大きい大若は、提灯の数が46個で、高さ約12m、重さ約50kg、対象年齢は高校生以上。

2階は秋田市民俗芸能コーナー。

秋田市民俗芸能伝承館 愛称:ねぶり流し館|秋田市公式サイト

4月6日(土)から10月27(日)までの土曜日・日曜日・祝日は、秋田市竿燈会の会員による竿燈の実演が行われる。

今日は金曜日のため実演が無いと思っていたが、13時30分から国際教養大学の方々による実演が行われた。

太鼓の演奏から、流し、平手、額、肩、腰などの技。中若だったが、竹を5本くらい追加して、圧巻!最高!

 

秋田市民俗芸能伝承館の隣には旧金子家住宅もあった。金子家は江戸時代後期に質屋・古着商を営み、明治初期に呉服や太物(綿織物・麻織物)などの卸商を創業し、昭和50年までこの店で商いが営まれていた。

主屋の屋根の上に天水甕が置かれている。土蔵もあった。

PR映像『羽州街道を往く 歩いて発見!秋田・歴史文化遺産』のダイジェスト版が面白かったので、全編見てみたくなった。

https://www.city.akita.lg.jp/kurashi/rekishi-bunka/1018932/1018938.html

 

秋田市立赤れんが郷土館

秋田銀行本店本館の内外部を公開しているとともに、さまざまな展示が行われている。

2024年2月10日から2024年5月12日までは、企画展示室で重要文化財「旧秋田銀行本店本館」の魅力、勝平得之記念館で「雪国の子どもたち」、関谷四郎記念室で「人間国宝の技と美(後期)」。

勝平得之は明治37年秋田市に生まれた木版画家。関谷四郎は明治40年に現在の秋田市外旭川に生まれた鍛金家で、昭和52年に国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。

秋田市立赤れんが郷土館 勝平得之記念館|秋田市公式サイト

 

秋田犬ステーション

犬へのストレスを考慮して触れることがNGとなっているのが良い。

秋田犬に会えるのは土日のみなのは知っていたが、ステーション自体が「本日お休み」だった。

秋田犬ステーション | ONE FOR AKITA プロジェクト

 

秋田県立美術館

秋田県立美術館 -

平野政吉コレクション展

藤田嗣治「秋田の行事」、365cm✕2,050cmのとても大きな壁画。

藤田嗣治「自画像」

藤田嗣治の妻マドレーヌの鎮魂のために藤田美術館を建設しようとしたが、戦争等で中止となり、戦後の1967年(昭和42年)に秋田県立美術が開館した。

 

企画展は「日本の洋画130年 珠玉の名品たち」。

高橋由一「鮭図」、重要文化財展で似た絵を見た。

浅井忠「外国婦人図(臨模)」

五姓田義松「人形の着物」

黒田清輝黒田清兼像」、黒田清兼は黒田清輝の父。

藤島武二「日の出」、茨城の大洗。

満谷国四郎「かぐや姫

青木繁「二人の少女」

坂本繁二郎「茶器」、坂本繁二郎は馬の人。

萬鉄五郎「裸婦」

荻原碌山「女」

岸田劉生寒山風麗子像」

熊谷守一「たんぽぽに蝶」、シンプル。

岡鹿之助「花」、イラストのよう。

安井曾太郎「実る柿」

小山敬三「富士山遠望」、優しい富士山。

鴨居玲「勲章」、酔っぱらいの自画像。

森本草介「微睡の時」、写真のよう。

舟越保武「C夫人」

 

帰りに一乃穂で、しとぎ餅、しとぎ最中を購入。

http://www.shitogi.jp/

秋田駅は和菓子屋が多い印象。

 

夕食は、秋田比内地鶏や。比内地鶏の究極親子丼。

比内地鶏は、名古屋コーチン薩摩地鶏とともに日本三大美味鶏の一つらしい。

 

今日のホテルは、ホテルメトロポリタン秋田

本館・禁煙シングルルーム15.2㎡。

秋田のホテルならホテルメトロポリタン秋田【公式】

キーケースが秋田。

 

 

2024年04月25日~05月03日 秋田・山形・福島旅行