「ジブリパークとジブリ展」・迎賓館赤坂離宮

9時27分に新宿駅発のJR埼京線りんかい線で約20分、9時47分に天王洲アイル駅に到着予定。

実際は約6分遅れの9時33分に出発した。

 

寺田倉庫 B&C HALL / E HALLで行われている、ジブリパークとジブリ展へ。

ジブリパーク誕生の舞台裏を紹介する展覧会。

ジブリパーク

長野、愛知、熊本、兵庫、山口、高知、新潟と展覧会が行われてきて、東京の後は、青森、岡山と続く。

 

ネコバス

 

第一章 はじまりは三鷹の森ジブリ美術館

開館前に作られた三鷹の森ジブリ美術館の模型

 

第二章 アニメーションの世界をつくる

2階の「アーヤと魔女展」は、三鷹の森ジブリ美術館で見た。

2022年2月3日に三鷹の森ジブリ美術館を訪れた時のブログ

三鷹の森ジブリ美術館 - ある日 この道

 

第三章 アニメーションの世界を本物に

サツキとメイの家 実際に使用されたバーゴラ

サツキとメイの家 5分の1スケール模型

 

第四章 ジブリパークのつくりかた

ネコバスの足 原寸大模型

ハウルの城 20分の1スケール模型

 

エピローグ 見て、触って、ジブリパークを体験して

にせの館長室 展覧会特別バージョン

ジブリのなりきり名場面展 再現展示

 

11時53分に天王洲アイル駅発のりんかい線・JR埼京線で約20分、12時14分に新宿駅に到着。

12時21分に新宿駅発のJR中央線で約5分、12時25分に四ツ谷駅に到着。

 

迎賓館赤坂離宮

迎賓館赤坂離宮のホームページの説明

迎賓館赤坂離宮は、明治42年東宮御所として建設された、日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物です。

当時の日本の建築、美術、工芸界の総力を結集した建築物であり、明治期の本格的な近代洋風建築の到達点を示しています。

第2次世界大戦の後、10数年を経て日本が国際社会へ復帰し、外国からの賓客を迎えることが多くなったため、国の迎賓施設へと大規模な改修を施し、和風別館の新設と合わせて昭和49年に現在の迎賓館として新たな歩みを始め、現在に至っています。』

 

設計者の片山東熊はジョサイア・コンドルの弟子。

創建100年後の2009年に、創建当時の建造物である旧東宮御所迎賓館赤坂離宮)本館、車寄及び階段附属、正門・塀、東西衛舎、主庭噴水池、主庭階段が国宝に指定された。

明治以降の建物で国宝は、他に富岡製糸場旧開智学校のみ。

 

2024年(令和6年)4月11日に、迎賓館は開館50周年を迎えることから、様々な記念事業が実施されている。

7月4日~9日、22日~30日の期間は通常撮影禁止の「羽衣の間」が撮影可能で、8月1日~27日の期間は通常非公開の「東の間」が特別公開がされていた。

50周年記念 | 迎賓館赤坂離宮 | 内閣府

 

50年記念のパネル展示もあった。

50周年記念 パネル展示 | | 迎賓館赤坂離宮 | 内閣府

迎賓館は建設当時の金額で約510万円(現在の価値で1,000億円程度)の費用をかけて完成された。

地震対策には特に配慮がされ、壁は薄いところで約56cm、厚いところで約1.8mもあり、建物の面積の約3割を壁や柱が占めている。そのため本館は関東大震災でも大きな損傷が無かった。

ネオ・バロック様式の代表例はパリのオペラ座ガルニエ宮)。

 

正面玄関から見上げる階段が良い。

中央階段の上のアーチには朝日(朝焼け)の絵。反対側には夕日の絵。

来るときは朝日で迎え、帰りは夕日で見送るという構図。

 

8月29日~9月17日の期間は通常撮影禁止の「花鳥の間」での撮影が可能となっている。

本館内「花鳥の間」における写真撮影について(8/29(木)~9/17(火)) | | 迎賓館赤坂離宮 | 内閣府

 

花鳥の間は、七宝焼きが綺麗で、他の部屋と違って周りが木のため落ち着いた雰囲気に感じた。

『天井に描かれた油絵や壁に飾られた七宝焼が花や鳥を題材にしていることに由来しています。

現在では主に公式晩餐会が催されるほか、記者会見の場として使用されています。

七宝焼は、明治を代表する日本画の巨匠・渡辺省亭(わたなべ せいてい)が下絵を描き、七宝焼きの天才といわれた涛川惣助(なみかわ そうすけ)が焼いたものです。』

 

彩鸞の間には、10枚の大鏡があり、部屋を広く見せている。

鳳凰の一種である「鸞(らん)」と呼ばれる架空の鳥のデザインのレリーフがあることから「彩鸞の間」と呼ばれています。

この部屋は、条約の調印式、首脳会談などに使用されます。』

 

朝日の間の扉の左右には、小磯良平の「絵画」と「音楽」。

 

朝日の間は、朝日を背にした女神オーロラの天井画に由来している。

壁からはライオンが見ていて、床に敷かれた紫の緞通は47種類の色の糸で織られている。

『賓客のサロン(客間・応接室)として使われ、表敬訪問や首脳会談等も行われる迎賓館で最も格式の高い部屋となっています。』

 

羽衣の間の名前も天井画に由来する。

『雨天時の歓迎式典や晩餐会の招待客に食前酒が供されるところでもあります。

天井画は「虚空に花ふり音楽聞え、霊香四方(れいきょうよも)に薫ず」という謡曲「羽衣」の一節を描いたものです。』

羽衣の間のシャンデリアが修理中だった。

霞文は人間国宝の截金師・斎田梅亭の手によって作られた金箔やプラチナ箔で表された繊細な文様の屏風。

 

迎賓館開館50周年 × ハローキティ50周年 スペシャルコラボレーションも行われている。

迎賓館赤坂離宮と同じくハローキティも50周年を迎えるようで、第1弾として記念スタンプを押せた。第2弾は前庭、主庭、正門にフォトスポットパネルが設置される。

 

15時00分から予約をした、和風別館「游心亭」のガイドツアー。

和風別館 | 迎賓館赤坂離宮 | 内閣府

游心亭のホームページの説明

東宮御所などの設計で知られる建築家、谷口吉郎氏の設計により昭和49年(1974年)に建設されました。 迎賓館本館で執り行われる行事や接遇が洋式であるのに対し、和風の意匠と純日本のおもてなしで諸外国の賓客をお迎えするための施設として利用されます。 日本の「家」と「庭」が持つ美しい特性を感じていただくとともに、お茶・お花・和食などにより、「和」のおもてなしを提供しています。』

 

賓客の方と同じ門から入れた(徒歩で)。

正面玄関の左脇には五七の桐の外灯。

坪庭には京都の白川砂や貴船石、後ろには孟宗竹。

 

建物に入ると、谷口吉郎のデザインした家具。

六角形の照明、机や椅子には透明の脚、天井は吉野杉の柾目。


庭園には盆栽。

池には錦鯉がいて、太陽の光が差し込むと廊下の天井に水のゆらぎが投影される。鯉は建設当初はいなかったが、ある総理大臣の意向により後から放たれたらしい。


主和室、即席料理室、茶室。