京都4 京都御所・永観堂・高台寺

4泊5日の京都旅行、4日目。

昨日に続いて今日も朝食はホテル。
鴨汁御膳、本日の焼き魚御膳、京風カレーうどん御膳など、6種類から選べたが、昨日と同じ炙り鯛茶漬け御膳を食べる。

10時00分に京都駅前発のバスで約15分、10時13分に清水道で降りて、ホテルに荷物を預ける。
10時38分に祇園四条駅発の電車で約10分、10時50分に神宮丸太町駅に到着。


最初は、京都御所
1331年(元弘元年)に光厳天皇が即位してから、1869年(明治2年)に明治天皇が東京に移るまでの約550年間の天皇の居所。
古来の内裏の形態が保存されていて、現在のものは1855年安政2年)造営。紫宸殿、清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など平安時代以降の建築様式の移りかわりを見ることができる。

京都御所は手荷物検査があるが、無料で入れる。
清涼殿は工事中だった。
スタッフの方が「この木は一円玉のデザインのもとになった」と言っていたが、調べてみると定かではなく、Wikipediaによると「モデル樹種は特にない」らしい。


歩いて、陰陽師安倍晴明を祀る晴明神社へ。
安倍晴明平安時代天文学者で、朱雀、村上、冷泉、円融、花山、一条の6代の天皇に仕え、陰陽道を確立した。1007年に一条天皇の命により晴明の屋敷跡に創建。

鳥居や井戸に晴明桔梗という五芒星が見られるが、これは晴明が創った陰陽道に用いる祈祷呪符の一つらしい。
その星形の井戸は晴明が念力により湧出させた井戸で、晴明井と呼ばれる。
病気平癒のご利益があるとされ、湧き出す水は現在でも飲むことができる。水の湧き出るところはその年の恵方を向いているが、恵方は毎年変わるため立春の日にその向きが変えられるよう。

続いて、西陣織会館。
西陣織資料室の所蔵品展は「近代西陣 昭和の繁栄」(10月1日~12月20日)、きものショーはコロナのため休演中だった。

西陣織会館は京都の伝統産業である西陣織の総合展示館で、西陣織の紹介や史料の常時展示、きものショーの他、制作実演や制作体験、きものの着付や和装の教室なども行われている。

西陣織とは「多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で生産される先染の紋織物」の総称で、昭和51年に国の伝統的工芸品に指定された。
西陣の名前は応仁の乱山名宗全率いる西軍の陣地が置かれたことに由来し、付近には山名宗全邸宅跡がある。


12時36分に堀川今出川発のバスで約15分、12時54分に銀閣寺道に到着。

銀閣寺(慈照寺)から歩き始める。
1482(文明14)年に建立された東山文化を代表する建築(庭園)で、正式名称は東山慈照寺
室町幕府八代将軍の足利義政が造営した山荘東山殿が起源で、義政の法号慈照院から慈照寺と名付けられた。銀閣寺の名は江戸時代に金閣寺と対比して呼ばれるようになったよう。
庭園にある銀沙灘と向月台の砂盛りは江戸時代初期から作られたと言われる。
1994年に「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録された。

哲学の道を歩く。
銀閣寺と熊野若王子神社の間を結ぶ、約2kmの散歩道。
桜の名所としても有名で、日本の道100選にも選ばれている。
20世紀初期の哲学者で京都大学教授の西田幾太郎が、毎朝この道を歩いて思想に耽っていたことにちなんで名付けられた。脇を流れる運河は琵琶湖から引かれた水路。


法然院に立ち寄る。
法然が弟子とともに六時礼讃を勤めた旧跡で、1680年に再興された。
山門を入ると、両側に白砂壇という白い盛り砂がある。水を表わす砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味しているよう。
墓地には谷崎潤一郎河上肇の墓があるらしい。

続いて、大豊神社にも寄る。
887年に宇多天皇の御悩平癒祈願のために創建された。
境内には狛犬ではなく、ネズミ、サル、トビ、ヘビなどが鎮座しているが、特に狛巳(狛ねずみ)が有名なようで確かに可愛らしかった。


哲学の道を終えて、永観堂禅林寺)。
853年(仁寿3)空海の弟子により創建。
本堂の阿弥陀如来像は顔をななめ後ろに向けていて、「みかえり阿弥陀」と呼ばれている。
昔から「秋は紅葉の永観堂」と言われているようで、紅葉が綺麗だった。
秋の寺宝展の期間中(11月07日~12月06日)で、夜のライトアップも行われるよう。


次は、南禅寺へ。
1291年、亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて開創。
室町時代は「五山之上」に列せられ、京都五山天龍寺相国寺建仁寺東福寺万寿寺)と鎌倉五山建長寺円覚寺寿福寺浄智寺浄妙寺)の上におかれる別格扱いの寺院。

南禅寺の方丈庭園は、小堀遠州作と伝えられる枯山水庭園で、「虎の子渡しの庭」と呼ばれる。
三門は歌舞伎「楼門五三桐」の石川五右衛門の伝説で有名らしく、調べてみると、三門からの満開の桜の景色を見て「絶景かな、絶景かな」と言ったよう。

水路閣は、1888年明治21年)に完成した、レンガ、花崗岩造り、アーチ型橋脚の水路橋。
写真を撮っている人がたくさんいた。


南禅寺から歩いて、平安神宮に行く。
平安神宮は、1895年(明治28年)に平安遷都1100年を記念して、平安遷都を行った第50代桓武天皇をご祭神として創建され、その後皇紀2600年にあたる1940年(昭和15年)に、平安京有終の天皇である第121代孝明天皇が合わせて祀られた。

神苑という東・中・西・南の四つの庭からなる池泉回遊式庭園があるのだが、時間が遅かったため閉まっていた。


16時39分に岡崎公園発のバスで約10分、16時50分に清水道に到着。

建仁寺に向かう。
JR東海ツアーズのプランに付いていた「ずらし旅 選べる体験ご利用券」を使って、時間外特別拝観(17:30~19:00)をする。予想以上に混んでいたので、来ている人はJR東海ツアーズの「ずらし旅」プランの人だけではないのかもしれない。

建仁寺は、1202年に栄西が建立した京都最初の禅寺で、京都五山の第三位。
俵屋宗達風神雷神図(国宝、本物は京都国立博物館建仁寺にあるのは複製)や、2002年に創建800年を記念して小泉淳作により法堂天井に描かれた双龍図が有名。

その他にも、「開山栄西禅師八百年大遠諱慶讃事業」として染色画家の鳥羽美花により描かれた襖絵「舟出」や「凪」が印象的だった。特に「舟出」は庭の向かいから紅葉と併せて見るのも良かった。


夜の特別拝観の2つ目は、高台寺
10月23日~12月13日の17:00~21:30の間、秋の夜間特別拝観が行われている。
庭でプロジェクションマッピング「「飛龍」 -龍は起つ一潭の氷—」を見れた。

高台寺は1606年に豊臣秀吉正室ねね(北政所)が秀吉の菩提を弔うために創建。
小堀遠州作庭の池泉回遊式庭園があり、高台寺蒔絵が有名。

「アンドロイド観音マインダー 般若心経を語る」というポスターがあり、文字の通りだが、アンドロイドが般若心経を語るらしい。
更に、アンドロイド観音マインダーの御朱印をPDFファイルでダウンロードすることができるよう。
制約等もあると思われるが、色々試していて素晴らしいと思う。


高台寺掌美術館では、北政所ねね没後四百年記念事業として特別展「戦国時代の女性」が行われていた。
夜間拝観に合わせて22時まで開いているのが有り難い。

最後は、圓徳院。
床に座って、お庭をゆっくり眺める。

少し寄り道をして、ライトアップされた八坂の塔を見る。
人通りも無く、暗くて、怖いくらい。


今日のホテルは、ホテルザセレスティン京都祇園
スーペリアクイーン28.2㎡〜31.7㎡、素泊まり。