4泊5日の福井・金沢旅行、2日目。
柱状節理が1kmに渡って続き、国の名勝・天然記念物に指定されている。
越前加賀海岸国定公園にあり、日本の地質百選や日本の夕陽百選にも選出されている。
東尋坊タワーは海抜100メートル、地上55メートルの展望台。
1576年 (天正4年)に柴田勝家の甥の勝豊によって築かれた。現存12天守の一つ(北陸で唯一の現存天守)で、石垣は野づら積み。
丸岡城 公式サイト – 日本100名城・北陸地方唯一の現存天守へようこそ!
丸岡城は霞ヶ城とも呼ばれ、春には桜が作り出す霞の中に丸岡城が浮かんでいる姿を見られる。
日本のさくら名所100選に認定されており、3月23日(土)〜4月12日(金)の期間は「100選桜と最古の城がおもてなし」をテーマ として、丸岡城桜まつりが開催されていた。
入場券は丸岡城、丸岡歴史民俗資料館、一筆啓上日本一短い手紙の館がセットになっていて、丸岡城オリジナルの越前織が付いている。
丸岡町は織ネームや織テープなど細幅織物の産地で全国の7割を生産している。
越前織【織ネーム/織テープ/ワッペン/美術織物/おくりふみ】~福井の伝統から生まれる、きめ細やかな織物~
夜は「丸岡城×ネイキッド ヒカリ結び」でプロジェクションマッピングが行われる。
令和6年3月30日(土)からは、丸岡藩誕生400年記念で特別篇「丸岡城が語る400年時代絵巻が上映されている。
福井県坂井市/丸岡城プロジェクションマッピングナイト「ヒカリ結び」
歴史民俗資料館
丸岡城築城400年を記念して昭和53年に開館。
常設展示室には本多氏・有馬氏など歴代城主ゆかりの武具・調度品・掛軸・古文書などの品々が展示されている。
一筆啓上日本一短い手紙の館
徳川家康の家臣である本多(作左衛門)重次が陣中から妻にあてた手紙文「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」は用件を簡潔明瞭に伝えた手紙の手本と言われているらしい。
手紙の「お仙」というのが幼名を仙千代といった、初代丸岡藩主となる本多成重。
春の企画展「行燈展」も行われていた。
住友家初代の住友政友が越前丸岡生まれという縁から、住友グループ広報委員会は一筆啓上賞を第二回の1994年から特別後援している。
https://www.sumitomo.gr.jp/committee/event/ippitsu/
今も募集中、第32回 一筆啓上賞「願い」。
https://maruoka-fumi.jp/ippitsu.html#R060411
隣の図書館もシンプルで格好良かった。
1244年(寛元2年)に道元によって開かれた。
https://daihonzan-eiheiji.com/
傘松閣は天井の絵が綺麗。
山門から僧堂を通り過ぎ、仏殿(釈迦牟尼仏)、法堂、承陽殿(永平寺を開いた道元の像と位牌、霊骨を祀る)、大庫院、浴室、松平家廟所(門を下から見る)、大祠堂殿。
聖宝閣も拝観料に含まれていて、700円は嬉しい。(昨年8月は500円だったが)
寂光苑
道元の少年期の姿をかたどった稚髪像が(像の前に小さな仏像も)あり、「寂照の鐘」は自由に撞いて道元の遺徳を偲ぶことができる。滝もあった。
昼食は、昭和42年の創業の、矢の屋。
天ざるそば、サービスのごま豆腐、禅みそ付。
一乗谷朝倉氏遺跡
一乗谷朝倉氏遺跡は、戦国大名朝倉氏が5代103年間にわたる越前支配の拠点として計画的に築いた城下町跡。
戦国時代の城下町全体が遺跡となって残された、全国でもまれな大規模遺跡。昭和46年に278haが国の特別史跡に指定され、平成3年には遺跡内の4つの庭園が国の特別名勝となり、さらに平成19年には遺跡からの出土品2,343点が国の重要文化財に指定された。
「戦国時空伝 ~一乗谷戦国まち歩き~」という一乗谷の見学用アプリがある。
一乗谷朝倉氏遺跡博物館
2022年10月1日にオープン。
遺構展示室には石敷遺構があり、遺構を建物で覆っている。
朝倉館原寸再現室。会所の障壁画は曽我派が描いた大徳寺真珠庵の四季花鳥図を模写したもの。池庭、枯山水様の平庭もあった。
シシカゲ&おコマは、一乗谷朝倉氏遺跡から出土した遺物にもとづいて誕生したキャラクター。
3月9日(土)~4月14日(日)は、北陸新幹線福井・敦賀開業記念特別展Ⅰ戦国大名朝倉氏 武威の煌めき「源氏物語と戦国武将」。
4月27日(土)~5月26日(日)は、北陸新幹線福井・敦賀開業記念特別展Ⅱ戦国大名朝倉氏 武威の煌めき「馬駆ける戦国の庭」。
今日4月19日(金)は特別展は行われていなかった。
復原町並は、一乗谷朝倉氏遺跡博物館との共通券で入場。
中級武家屋敷から出土した「酔象」という将棋の駒は裏になると「太子」となり、王将が取られても「太子」がいれば続けられるらしい。
唐門は見たが、朝倉館跡庭園(特別名勝)、湯殿跡庭園(特別名勝)、諏訪館跡庭園(特別名勝)、南陽寺跡庭園(特別名勝)は行かなかった。
越前大野城
1576年 (天正4年) 頃に金森長近により大野盆地にある標高約249mの亀山に築かれた平山城。現在の天守は、昭和43年に再建されたもの。
金森長近公像もある。
途中、シバザクラが綺麗な道があった。
金沢まで行き、18時30分から金城樓で夕食。
ミシュランガイド北陸2021特別版で、北陸エリア唯一の「5パビリオン(5つ星旅館)」の認定をされた。
相生の間。腰掛が袴の形だった。
今日のホテルは、金沢白鳥路 ホテル山楽。
ベーシックツイン30㎡、ミシュランガイド北陸掲載の老舗料亭「金城樓」で食す特別会席付プラン。
【公式】金沢白鳥路 ホテル山楽 | 天然温泉美人の湯 ≪ベストレート保証≫
2024年04月18日~04月22日 福井・金沢旅行