6泊7日の京都旅行、3日目。
8時03分に四条駅発の電車に乗り、8時07分に京都駅に到着。
京都駅付近は快晴!
特急はしだて1号は31番ホーム出発。
31もあるのかと思うが、それより0番ホームって何?
天橋立に行く車両が4号車の1両しかなく満席のようで立っている人がいた。
駅構内のル・プチメックで買ったミルクフランスが美味しかった。
8時38分に京都駅発のはしだて1号で約2時間、10時45分に天橋立に到着。
小式部内侍の歌が有名。
大江山 いく野の道の遠ければ まだふみもみず 天の橋立
天橋立は日本百選に多数選ばれている。
日本の名松百選、日本の名水百選、日本の道百選、日本の白砂青松百選、日本の渚百選、美しい日本の歴史的風土百選、日本の歴史公園百選、日本の地質百選。
もちろん日本三景の一つ。
更に、「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」という日本遺産の構成文化財。
300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊 | 日本遺産ポータルサイト
天橋立駅の観光案内所で地図を貰い、天橋立二大展望所めぐりチケット(1,200円)を購入。
二か所のリフト、モノレール、ケーブルカーの往復がこの値段は安い!
リフトに乗って、天橋立ビューランドへ。
モノレールとリフトを選べたが、断然リフト。解放感が好き。
観光案内所でチケットを買っていたから、列に並ばなくて済んだ。
天橋立は「股のぞき」が有名で、それ用の台が多くある。
股のぞきとは、足の間から逆さに天橋立を見ること。
天橋立を挟んで北と南に展望所があり、南側の天橋立ビューランドからの景観を「飛龍観」、北側の傘松公園からの景観を「昇龍観」といい、見える景観が違うらしい。
下りのリフトは気持ちいいだけでなく、眼前に天橋立が見えて、絶景。
日本三文殊は他に、奈良県桜井市の安倍文殊院と、山形県高畠町の大聖寺(亀岡文殊)。
廻旋橋を渡って、天橋立へ。
一部が海水浴場になっているようでイメージと違って驚いた。
歩いていると徐々に人が減っていき、静かな松並木になったが、個人的には自転車は通れない方が良い。
橋立明神の隣にある磯清水は、辺りを海に囲まれていながら少しも塩味を含んでいない不思議な湧水。近くに大砲もあった。
松尾芭蕉句碑(一声の江に横たふやほととぎす)があるが、松尾芭蕉が天橋立を訪れた記録はなく、墨田川の風情を詠んだもののよう。
平成16年の台風で倒れた双龍の松跡の他、松並木を抜けると、全国健称マラソン発祥之地という石碑もあった。
もう少し歩いて、丹後一宮 元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)へ。
本殿にカラフルなものが乗っていると思ったら、五色(青黄赤白黒)の座玉といい、伊勢神宮正殿とここ以外には拝せられないもののよう。
奥宮 眞名井神社は、色々凄かった。
帰ったら再確認しなければ。
もう一度リフトに乗り、今度は傘松公園へ。
当然、ここにも股のぞき台があった。
元伊勢籠神社の主祭神である彦火明命と后神の市杵嶋姫命が降臨されたと伝えられている神聖な地・冠島・沓島を拝む、冠島沓島遥拝所もあった。
ここからバスで成相寺に行けたが、今回はパスしてリフトで下る。
天橋立を歩いて戻り、レストラン文殊で海鮮丼を食べる。味は普通だった。
15時51分に天橋立駅を出発する予定のはしだて6号、約15分遅れの出発。
はしだて5号は嵯峨野線の架線に支障物が付着していたため約80分の遅れだったので心配したが、15分で済んだ。
しかも、京都駅の到着は18時08分の時間通りだった!
次の予定がある訳ではないが有り難い。
夕食は伊勢丹で、進々堂の練乳シュガーフランスと、クリームパン専門店キンイロの金色を購入。
今日のホテルも、ホテルビスタプレミオ京都 和邸。
スタンダードツイン21.5㎡。バス・トイレ別。
2021年08月09日~08月15日 京都旅行
5日目の8月13日(金)は、どこにも行かずにゆっくり過ごす。