にょろ助赤坂で、うな重並と肝吸。
迎賓館赤坂離宮のホームページの説明
『迎賓館赤坂離宮は、明治42年に東宮御所として建設された、日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物です。
当時の日本の建築、美術、工芸界の総力を結集した建築物であり、明治期の本格的な近代洋風建築の到達点を示しています。
第2次世界大戦の後、10数年を経て日本が国際社会へ復帰し、外国からの賓客を迎えることが多くなったため、国の迎賓施設へと大規模な改修を施し、和風別館の新設と合わせて昭和49年に現在の迎賓館として新たな歩みを始め、現在に至っています。』
設計者の片山東熊はジョサイア・コンドルの弟子。
創建100年後の2009年に、創建当時の建造物である旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)本館、車寄及び階段附属、正門・塀、東西衛舎、主庭噴水池、主庭階段が国宝に指定された。
2016年(平成28年)に通年一般公開を開始。
12時30分から、和風別館「游心亭」のガイドツアーを予約している。
游心亭のホームページの説明
『東宮御所などの設計で知られる建築家、谷口吉郎氏の設計により昭和49年(1974年)に建設されました。 迎賓館本館で執り行われる行事や接遇が洋式であるのに対し、和風の意匠と純日本のおもてなしで諸外国の賓客をお迎えするための施設として利用されます。 日本の「家」と「庭」が持つ美しい特性を感じていただくとともに、お茶・お花・和食などにより、「和」のおもてなしを提供しています。』
池には錦鯉がいて、太陽の光が差し込むと廊下の天井に水のゆらぎが投影される。
続いて本館に入るが、本館も游心亭も内部は写真撮影禁止だった。
本館に入った時にパンフレットを貰ったが、前回は貰っていない気がする。
花鳥の間は、七宝焼きが綺麗で、他の部屋と違って周りが木のため落ち着いた雰囲気に感じた。
『天井に描かれた油絵や壁に飾られた七宝焼が花や鳥を題材にしていることに由来しています。
現在では主に公式晩餐会が催されるほか、記者会見の場として使用されています。
七宝焼は、明治を代表する日本画の巨匠・渡辺省亭(わたなべ せいてい)が下絵を描き、七宝焼きの天才といわれた涛川惣助(なみかわ そうすけ)が焼いたものです。』
彩鸞の間には、10枚の大鏡があり、部屋を広く見せている。
『鳳凰の一種である「鸞(らん)」と呼ばれる架空の鳥のデザインのレリーフがあることから「彩鸞の間」と呼ばれています。
この部屋は、条約の調印式、首脳会談などに使用されます。』
朝日の間は、朝日を背にした女神オーロラの天井画に由来している。
壁からはライオンが見ていて、床に敷かれた紫の緞通は47種類の色の糸で織られている。
『賓客のサロン(客間・応接室)として使われ、表敬訪問や首脳会談等も行われる迎賓館で最も格式の高い部屋となっています。』
羽衣の間の名前も天井画に由来する。
『雨天時の歓迎式典や晩餐会の招待客に食前酒が供されるところでもあります。
天井画は「虚空に花ふり音楽聞え、霊香四方(れいきょうよも)に薫ず」という謡曲「羽衣」の一節を描いたものです。』
参観コースには含まれないため見れなかったが、東の間というのもあるらしい。
以前、迎賓館赤坂離宮を訪れた時の記事。