1泊2日の日光旅行、1日目。
7時31分に新宿駅発のJR湘南新宿ライン日光1号で約2時間、9時27分に東武日光駅に到着。
さかえやで、あげゆばまんじゅうを食べる。
旧日光市庁舎は、お城のよう。
大正初期に日光を訪れる外国人向けのホテルとして建設した建物らしい。
板垣退助と天海の像、神橋、日光を開山した勝道上人像と見ていく。
三猿、陽明門、逆さ柱、唐門、眠り猫と裏の雀、奥宮の叶杉などを見る。
参道の鳥居前にある「東照宮」という石碑の文字は渋沢栄一によるもの。
昼食は東照宮宝物館の1階にある上島珈琲。
常行三昧という仏様の周りを歩きながら念仏を唱える修業が行われていた場所。
本尊はクジャクに乗った宝冠阿弥陀如来。平安時代末期の仏像で、国の重要文化財。
輪王寺三仏堂と大猷院の共通券を購入し、大猷院へ。
大猷院は徳川家光の墓所で、家光の死後に朝廷からおくられた名前に由来。
大猷は大きなはかりごと、計画という意味。
鎮将夜叉尊が九年に一度の特別開帳中で今日が最終日。
昨年の4月にも見たはずだが、想像より小さかった。
日光真光教会礼拝堂へ。
1914年(大正3年)に完成した石造りの礼拝堂。
金谷ホテルベーカリーのカテッジイン店 (金谷ホテル歴史館)でアップルパイを食べる。
カテッジイン・レストラン&ベーカリー(金谷ホテルベーカリー)
金谷ホテル歴史館
歩いて、田母沢御用邸へ。
1899年(明治32年)に大正天皇(当時は皇太子)の静養地として造営され、1921年(大正10年)に現在の姿となった。1947年(昭和22年)に廃止されてから、博物館や宿泊施設、研修施設として使用された後、修復・整備され、2000年(平成12年)に記念公園として開園。
建造物は国の重要文化財に指定され、公園は日本の歴史公園100選に選ばれている。
今日のホテルは、日光金谷ホテル。
部屋はデラックスタイプのツイン。
17時から館内ツアー。
ホームページでは見付けられなかったが、事前に電話で確認したら行われていた。
日光金谷ホテルは、1873年(明治6年)の創業、2023年6月に創業150周年を迎える。
日光市は栃木県の約1/4の面積を占め、岐阜県高山市、静岡県浜松市に次いで全国3位の広さ。
1637年(寛永14年)に日光楽人(東照宮楽人)が形成されてから、金谷家は笙役を担っており、金谷ホテル創業者の金谷善一郎は第9代。
金谷善一郎にホテルの開業を勧めたのがヘボン博士らしい。
歴代の宿泊客にはアインシュタイン、リンドバーグ、ヘレン・ケラー、ガンディー、吉田茂、湯川秀樹などもいる。
1936年(昭和11年)には本館の1階部分を増築。かつては現在の2階が1階で、下に掘ることで1階を増築した。
金谷ホテルは新館と呼ばれても1901年(明治34年)に落成したもの。別館は工事中。
ロンドンタクシーがあり、車のナンバーは1873(開業の年)。
象、雀、眠り猫など東照宮に関係のある彫刻もある。
バー「デイサイト」は木曜日が定休日だが、内部を見せてもらえた。
小食堂の格天井には花鳥風月、壁には十二支の彫刻。
かつて金谷ホテルの近くを走っていた東武鉄道日光軌道線の車両が東武日光駅前の広場にある。
メインダイニングルームで夕食。
アミューズ、本日のオードブル、季節のポタージュ
メインは、栃木県産「那須どり」のコンフィを乗せた いんげん豆とチョリソーの煮込み「カスレ」風に彩り野菜を添えて
本日のデザート、コーヒー、パン
2023年02月02日~02月03日 日光旅行