青森3 蔦沼・弘前城・津軽藩ねぷた村

4泊5日の青森旅行、3日目。

 

灯と楓の朝食は、湯豆腐と郷土料理かっけ。

お米は青森県の青天の霹靂。

青天の霹靂|お米|とれたて大百科|食や農を学ぶ|JAグループ

 

十和田八幡平国立公園内にある蔦の七沼(蔦沼、鏡沼、月沼、瓢箪沼、菅沼、赤沼

蔦温泉ビジターセンターから赤沼以外の6つの沼を巡るコースは一周約2.8kmで、沼を結ぶ遊歩道「沼めぐりの小路」が整備されている。

沼、背後の森、うっすらとしたモヤと、蔦沼は東山魁夷の絵画のようだった。

蔦の七沼めぐりハイキング | 八甲田山九湯会

 

日本三秘湯の一つ谷地温泉を通り過ぎる。

日本三秘湯 谷地温泉【公式サイト】 – 八甲田山中にある開湯400年の歴史を誇る温泉

あとの二つは徳島県の祖谷温泉と北海道のニセコ薬師温泉だったが、ニセコ薬師温泉は閉館したらしい。

 

弘前に到着。

スターバックス弘前公園前店は、1917年(大正6年)に旧第八師団長官舎として建設された。

 

弘前城は、東北唯一の現存天守

1590年(天正18年)に津軽統一を成し遂げた大浦為信(後の津軽為信)によって、1603年(慶長8年)に築城が計画され、2代信枚が1610年(慶長15年)に築城を開始、翌1611年に高岡城(鷹丘城)として完成した。1628年(寛永5年)に高岡(鷹丘)から弘前へと改称し、廃藩に至るまでの260年間、津軽氏の居城として津軽藩政の中心地として使用された。

三重の濠と土塁に囲まれた6つの郭から構成されており、天守閣、櫓3棟、城門5棟が重要文化財に、城跡は国の史跡に指定されている。

弘前公園総合情報|青森県弘前市

 

弘前公園の桜は、1715年に津軽藩士が25本の桜を京都から取り寄せたといわれ、現在は約50種類、約2,600本の桜が植えられているらしい。

4月下旬~5月上旬には「弘前さくらまつり」、秋には「弘前城菊と紅葉まつり」、冬には「弘前城雪燈籠まつり」が開催される。

弘前さくらまつり

弘前城菊と紅葉まつり|弘前市観光情報サイト

弘前城雪燈籠まつり|弘前市観光情報サイト

 

本丸は石垣が外側に膨らむ「はらみ」がみられたことから、石垣の修理工事が進められている。

そのため2015年8月~10月にかけて高さ14.4メートル、総重量約400トンの弘前城天守が曳屋され、約70m先の仮天守台に移動している。2020年9月時点では、元の位置に戻るのは早くて2025年度になると発表されている。

弘前城石垣修理事業「弘前城が動く」 | 弘前公園総合情報

 

弘前城情報館から天守閣へ。

弘前城本丸・北の郭、弘前城植物園、藤田記念庭園の共通券で入場。

石垣普請番屋は閉まっているように見えた。

植物園にはバラが咲いており、三の丸庭園もある。

 

藤田記念庭園

弘前市出身の実業家である藤田謙一(日本商工会議所初代会頭)が、1919年(大正8年)に別荘として造らせた。それを弘前市が市制施行100周年を記念して整備し、平成3年7月に開園した日本庭園で、東北地方においては平泉毛越寺庭園に次ぐ大規模な庭園。

高台部と低地部に分かれており、低地部庭園は池を中心とした池泉回遊式庭園。高台部庭園は、岩木山を眺望する借景式庭園で、登録有形文化財の洋館・日本間・匠館(考古館)など大正時代の建築物もある。

毎年6月の最終日曜日は無料開放、今年は明日6月25日(日)!

藤田記念庭園 | 一般財団法人弘前市みどりの協会

 

藤田記念庭園は、花菖蒲が綺麗に咲いていた。

昼食は園内の大正浪漫喫茶室で、ナポリタン、弘前りんごジュース100%。

デザートに、バルサミィアップルとクリームチーズのガレット。

 

弘前市立図書館は、1906年明治39年)に日露戦勝記念として建てられた。

ルネッサンス様式を基調とする木造の洋風3階建ての建物で、1931年(昭和6年)までは市立図書館として利用されていた。

 

ミニチュア建造物

弘前市役所、弘前公会堂、青森銀行記念館、旧弘前市立図書館、旧弘前偕行社など、明治・大正時代に弘前市内に建てられた建造物14棟が、追手門広場内に10分の1の大きさで再現されている。

 

旧東奥義塾外人教師館

東奥義塾は弘前藩の藩校であった稽古館を母体に、1870年(明治5年)に青森県内で最初に開校した私学校。外人教師館は同校に招かれた外国人宣教師が生活する住居として1900年(明治33年)に建てられた洋館。

 

山車展示館

山車展示館には、藩政時代からの弘前八幡宮祭礼の山車(和徳町の米山、土手町の猩々山など現存する7つの山車)と直径4メートルの津軽剛情張大太鼓を保存展示している。

 

津軽藩ねぷた

弘前ねぷたの館では、高さ10mの大型ねぷたと内部の骨組みを見学できる実物大の大型ねぷたや、ねぷた絵、凧絵が展示されている。笛と太鼓のお囃子や、津軽三味線の生演奏も聞ける。

ねぷたの間「ヤーヤ堂」では、弘前ねぷたの資料の展示や青森県内各地域の「ねぷた」「ねぶた」が紹介されていて、津軽蔵工房「たくみ」では民工芸品の製作風景を見学できる。

日本庭園「揚亀園」は、津軽富士岩木山弘前公園の老松を借景とした大石武学流庭園。弘前市指定文化財である茶室「揚亀庵」を擁し、国の登録記念物に指定されている。

津軽藩ねぷた村

 

15時10分から、相澤裕斗による津軽三味線の生演奏を聴く。2曲のうち1曲は津軽じょんから節だった。

お囃子の太鼓の響きが凄かった。

https://hirosaki-neputa.com/

 

弘前カトリック教会

1910年(明治43年)に建造された尖頭のあるロマネスク様式の木造モルタル造りの聖堂。

カトリック弘前教会

 

日本基督教団弘前教会

1875年(明治8年)に創立された東北で一番歴史あるプロテスタントの教会。

パリのノートルダム寺院を参考にして設計されたと言われる、双塔式ゴシック風木造建築の建物で、1906年明治39年)に完成した。

日本基督教団弘前教会 | 日本キリスト教団弘前教会の公式ホームページへようこそ

 

青森銀行記念館(旧第五十九銀行本館)

1904年(明治37年)に青森銀行の母体となる旧第五十九銀行の本店を曳家で移動した。

ルネッサンス風建築で、国の重要文化財に指定されている。

 

お土産にラグノオ弘前百石町本店で、やっこいサブレを購入。

ラグノオ

 

弘前市仲町伝統的建造物群保存地区

サワラの生垣、門、板塀、前庭の樹木、前庭の奥に建つ木造真壁造の主屋などが城下町の雰囲気を残しており、江戸時代の武家屋敷街の景観を今に伝える地区。

4棟の公開武家住宅を有し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

 

デザートにオークレールで、蜜りんごのアップルパイを購入。

ティーラウンジ「オークレール」|レストラン|アートホテル弘前シティ<公式>|青森県弘前市弘前駅前のホテル

 

弘前はりんごの生産量日本一で、弘前アップルパイガイドマップというものもある。

りんごの街のアップルパイ|弘前市観光情報サイト きてみて、ひろさき。ここみて、弘前

 

今日のホテルは、アートホテル弘前シティ。

デラックスハリウッドツインルーム34㎡、朝食付き。

アートホテル弘前シティ<公式>|青森県弘前市弘前駅前のホテル

 

十和田奥入瀬観光機構

弘前市観光情報サイト きてみて、ひろさき。ここみて、弘前

 

 

2023年06月22日~06月26日 青森旅行