四国4 金刀比羅宮・丸亀うちわミュージアム・中津万象園

11泊12日の四国旅行、4日目。

昨日は気付かなかったが、ホテルを出ると海の香りがする。

 

8時46分に丸亀駅発のJR予讃線しまんと5号で約15分、9時00分に琴平駅に到着。(690円)

JR琴平駅は大正時代に建てられた擬洋風の駅舎。

 

高燈籠は、1860年に完成した高さ27メートルの日本一高い木造灯籠。

瀬戸内海を航海する船の指標として建てられ、船人がこんぴらさんを拝む目標灯。

国の重要有形民俗文化財に指定されている。

 

金刀比羅宮

琴平山象頭山)の中腹に位置し、海の神様として親しまれている。

参道の長い石段が有名で、本宮まで785段、奥社までは1,368段ある。

金刀比羅宮

 

こんぴら狗のゴンの近くの神馬舎には、月琴号(18歳)、ルーチェ号(14歳)の2頭がいた。今治造船が奉納したプロペラや、アフリカ象の像もあった。

御本宮、白峰神社、奥社(厳魂神社)。

奥社の横の岩壁に天狗と鳥天狗の面があることに初めて気付いた。天狗御守も売っていた。

三穂津姫社、旭社。

旭社前の金属製の桶?の水に一円玉を浮かべている人がいた。

 

高橋由一館の特設コーナーで、「金刀比羅宮の秘宝・伊藤若冲『百花図』」、「重要な文化財を守り継ぐ~襖絵修理~」、「花の若冲『ひまわり』」の3つの映像を8Kで鑑賞。

 

金刀比羅宮 特別展「お待たせ!こんぴらさん若冲展」が開催中。(見ていない)

表書院、奥書院、白書院で、円山応挙伊藤若冲狩野探幽などの作品が見れる。(2,000円)

金刀比羅宮 | 特別展「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」

 

宝物館も通り過ぎ、下る途中に琴陵宥常の銅像

金刀比羅宮宮司日本水難救済会創立者

 

旧金毘羅大芝居(金丸座)は、1835年(天保6年)に建てられた現存する日本最古の芝居小屋。

耐震対策工事のため2022年(令和4年)4月まで臨時休館だった。

毎年春に四国こんぴら歌舞伎大芝居が行われるらしいが、令和5年度第37回「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は開催を見送り。

こんぴら歌舞伎

 

金丸座はこじんまりとして舞台と観客席が近く、手作り感のある所で、ここで歌舞伎を見てみたいと思った。説明をしてくれた方の熱意も良かった。

 

琴平町歴史民俗資料館を見て、琴平駅前には鏡獅子像。

 

13時13分に琴平駅発のJR土讃線で約20分、13時33分に讃岐塩屋駅に到着。(260円)

 

岡じま丸亀本店で、冷肉ぶっかけの中。

営業時間は朝6時〜昼3時、他のうどん屋さんも昼に終わるお店が多い印象。

釜揚げうどん「岡じま」

 

うちわの港ミュージアムが丸亀うちわミュージアムとして、2023年(令和5年)3月25日に中津万象園内にリニューアルオープンした。

国の伝統的工芸品である丸亀うちわの歴史や文献の展示、職人によるうちわ製作の実演コーナー、様々な丸亀うちわの販売など丸亀うちわの魅力を存分に体感できる総合博物館。

「丸亀うちわミュージアム」リニューアルオープン! - 丸亀うちわ

 

丸亀うちわの技術は江戸時代初期までに確立していたと考えられており、丸亀藩藩士の内職にうちわ作りを奨励していた。

現在では、国内シェア9割に上る年間約1億本以上もの生産量を誇り、平成9年に国の伝統的工芸品に指定された。

「伊予竹に土佐紙貼りてあわ(阿波)ぐれば讃岐うちわで至極(四国)涼しい」

丸亀うちわとは - 丸亀うちわ

 

中津万象園。

1688年(貞享5年)に丸亀藩の二代目藩主である京極高豊が、中津の海浜に金倉別館(中津別館)として築庭した。

青松白砂の中に海水を引き入れ、京極家先祖の地である近江八景になぞらえて八つの島を配置した池泉回遊式庭園。

名前は、森羅万象、宇宙に存在するすべてのものを意味する。

中津万象園・丸亀美術館

 

香川には万象園と栗林公園の2つの大名庭園があり、両方行くと完成する「大名庭園めぐり帳」を貰った。

「特別名勝」指定70周年記念事業|香川県

 

陶器館から、絵画館。ミレーの風景(幌馬車)が良かった。

邀月橋、水蓮橋、百本の鳥居回廊、樹齢600年といわれる千代の傘松(大傘松)、観潮楼、石投げ地蔵尊、魚楽亭、筆海亭、白鳥観音。

 

15時33分に讃岐塩屋駅発のJR予讃線で約3分、15時36分に丸亀駅に到着。

 

通町商店街。

丸亀市通町商店街 | 香川県丸亀市の通町商店街ポータルサイト

 

5月3,4日は、第74回 丸亀お城まつり。

丸亀お城まつり 公式ホームページ

 

丸亀市立資料館。

常設展「生駒 山崎 京極 歴史と文化展」

企画コーナー「新収蔵資料展」

丸亀市立資料館 - 丸亀市の観光情報サイト | 丸亀市観光協会

 

丸亀城の大手二の門と大手一の門の間に、幸運のハート石があり、これを触ると良縁のご利益があるとか。

夕方の散歩の時間だからか犬が集会していた。

天守は明日!

 

太助灯籠(金毘羅講灯籠)は、かつて金毘羅詣での客で賑わった丸亀港のシンボルで、天保9年(1838年)に製作された高さ5.28mのものだが、現在も夜になると灯りが点されている。

丸亀港は琴平の高灯籠までの150丁(約12km)の道のりがある丸亀街道(旧金毘羅街道の一つ)の出発点にあたり、参拝客を乗せた船はこの太助灯籠を目印に入港した。

約4千人の寄進者の中で、最高額の80両を寄付した塩原太助の名にちなんで、太助灯籠と呼ばれるようになったと言われている。

手前には、瀬山登の像。

 

夕食に骨付鳥一鶴丸亀本店を見に行ったら、すごい行列だった。

高松でも行ってみて、それでも駄目なら横浜駅西口にも店舗がある。

骨付鳥 一鶴 -IKKAKU-:香川県丸亀市

 

今日のホテルは、東横INN丸亀駅前。

シングルルーム。

【公式】東横イン丸亀駅前 | 東横INN-香川県丸亀市のビジネスホテル予約

 

 

 

 

2023年04月27日~05月08日 四国旅行