ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ

5月20日(土)~6月18日(日)の間、東京駅イベントスペース(八重洲コンコース・八重洲中央)で、空也上人大集合展が開催中。

 

空也上人立像の実寸大模型の他、47都道府県バージョンのご当地空也上人があり、各地の方言?が書かれていた。

神奈川県「そうだ 京都、行くべ。」

岩手県「んだ 京都さ、えぐべー。」

佐賀県「そぎゃんばい 京都、行かんば。」

沖縄県「だーる 京都、行きましょうね。」

 

オリジナルの手のひら空也上人アクリルスタンド・キーホルダーが数量限定で用意されていたようだったが、11時前には何も無かった。

 

 

アーティゾン美術館へ。

1952年1月8日、ブリヂストン美術館開館。

株式会社ブリヂストンの創業者・石橋正二郎が、京橋に新築したブリヂストンビル2階に美術館を開設し、自身のコレクションを公開。

2015年5月18日よりビルの建て替えに伴う新築工事のため長期休館。

2020年1月18日、ミュージアムタワー京橋にアーティゾン美術館開館。

 

「ARTIZON」(アーティゾン)は、「ART」(アート)と「HORIZON」(ホライゾン:地平)を組み合わせた造語で、時代を切り拓くアートの地平を多くの方に感じ取ってほしい、という意志が込められている。

美術館のコンセプトは「創造の体感」。単に観賞の場を提供するだけでなく、見る、感じる、知ることにより作品の創造性を体感し、そのインスピレーションがいつか新たな時代を切り拓くきっかけとなることを願っているらしい。

 

企画展は「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌフォーヴィスムキュビスムから現代へ」

 

出品作品リスト

https://www.artizon.museum/exhibition_sp/abstraction/pdf/list.pdf

オーディオガイドはアプリで無料。

 

Section 1 抽象芸術の源泉

ポール・セザンヌ、「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール

https://www.artizon.museum/collection/art/19335

エドゥアール・マネオペラ座仮装舞踏会

https://www.artizon.museum/collection/art/19317

フィンセント・ファン・ゴッホ「モンマルトルの風車」

ムーラン・ド・ラ・ギャレットの風車が描かれている。

https://www.artizon.museum/collection/category/detail/161

ポール・ゴーガン(ゴーギャン)「乾草」

https://www.artizon.museum/collection/category/detail/162

クロード・モネ「黄昏、ヴェネツィア

https://www.artizon.museum/collection/art/19327

 

Section 2 フォーヴィスムキュビスム

アンリ・マティス「画室の裸婦」

https://www.artizon.museum/collection/art/21667

アンリ・マティス「コリウール」

フォービズム(野獣派)、見に映るものをそのまま描くのではなく心が感じるように鮮やかに表現。

https://www.artizon.museum/collection/art/19411

パブロ・ピカソ「立てる裸婦(《三人の女》の習作)」、「女の胸像(フェルナンド・オリヴィエ)」、「立てる裸婦」

パブロ・ピカソブルゴーニュのマール瓶、グラス、新聞紙」

砂を混ぜた絵具を使ったり新聞紙を貼ったり。

https://www.artizon.museum/collection/art/19502

フアン・グリス「新聞と開かれた本」

https://www.artizon.museum/collection/category/detail/165

 

Section 3 抽象絵画の覚醒―オルフィスム、未来派青騎士バウハウスデ・ステイル、アプストラクシオン=クレアシオン

フランティセック・クプカ「赤い背景のエチュード

https://www.artizon.museum/collection/art/32274

ロベール・ドローネー「街の窓」

https://www.artizon.museum/collection/art/32271

フランシス・ピカビア「アニメーション」

https://www.artizon.museum/collection/art/21915

ル・コルビュジエ「レア」

ロベール・ドローネー「リズム螺旋」

フェルナン・レジェ「抽象的コンポジション

https://www.artizon.museum/collection/art/21711

ホアキン・トレス=ガルシア「宙の要素と自然界」

ヴァシリー・カンディンスキー「3本の菩提樹

https://www.artizon.museum/collection/art/32177

パウル・クレー「庭の幻影」

https://www.artizon.museum/collection/art/22421

パウル・クレー「島」

音楽を応用?点と線で音楽みたい。

https://www.artizon.museum/collection/art/19504

ヴァシリー・カンディンスキー「自らが輝く」

絵画活動を精神活動?明るい色で楽しさは伝わってくる。

https://www.artizon.museum/collection/art/22265

ジョルジュ・ヴァントンゲルロー「形態と色彩の機能」

ハンス・リヒター「色のオーケストレーション

ピート・モンドリアン砂丘

https://www.artizon.museum/collection/art/19505

ピート・モンドリアンコンポジション(プラスとマイナスのための習作)」

ジョージア・オキーフ「オータム・リーフII」

https://www.artizon.museum/collection/art/32275

 

Section 4 日本における抽象絵画の萌芽と展開

古賀春江「無題」

https://www.artizon.museum/collection/art/19970

岡本太郎「赤い兎」

赤い兎の耳は見えたが、黄色は何?

古賀春江「窓外風景」

https://www.artizon.museum/collection/art/21797

 

Section 5 熱い抽象と叙情的抽象

ジャン・フォートリエ「人質の頭部」

暗い背景と人質というタイトルで暗い。

https://www.artizon.museum/collection/art/19437

ジャン・フォートリエ「旋回する線」

運動?動き?を表す?

https://www.artizon.museum/collection/art/19438

マリア=エレナ・ヴィエラ・ダ・シルヴァ「入口、1961」

https://www.artizon.museum/collection/art/21840

ピエール・スーラージュ「1969年5月26日」

https://www.artizon.museum/collection/art/21663

ザオ・ウーキー「水に沈んだ都市」

https://www.artizon.museum/collection/art/32099

堂本尚郎「集中する力」

熱い感情をそのまま絵画にぶつける。

https://www.artizon.museum/collection/art/21917

今井俊満「キリスト」

菅井 汲「赤い鬼」

https://www.artizon.museum/collection/art/21789

田淵安一「孤独の山」

https://www.artizon.museum/collection/art/21660

ジョルジュ・マチュー「10番街」

https://www.artizon.museum/collection/art/21911

 

エスカレーターを降りて5階へ。

セクメト神立像を見る。

https://www.artizon.museum/collection/art/20119

 

Section 6 トランス・アトランティック―ピエール・マティスとその周辺

ジャン・デュビュッフェ「ピエール・マティスの暗い肖像」

ジョアン・ミロ「絵画」

https://www.artizon.museum/collection/art/32102

ジョアン・ミロ「夜の女と鳥」

可愛いキャラクターがいたが、女と鳥?

https://www.artizon.museum/collection/art/32176

マルセル・デュシャンマルセル・デュシャンあるいはローズ・セラヴィの、また

は、による(トランクの箱)シリーズ B」

https://www.artizon.museum/collection/art/22437

 

Section 7 抽象表現主義

ハンス・ホフマン「プッシュ・アンド・プル II」

https://www.artizon.museum/collection/art/21668

ウィレム・デ・クーニング「リーグ」

女性が描かれているとはガイドを聞かなければ分からなかった。右上の新聞紙にタイトル名があるのは良いが、これも気付かなかった。

https://www.artizon.museum/collection/art/21844

ジャクソン・ポロック「無題」

ジャクソン・ポロック「ナンバー8、 1951 黒い流れ」

ジャクソン・ポロック「ナンバー2、1951」

リッピング、アクションペインティング。

https://www.artizon.museum/collection/art/19511

エレイン・デ・クーニング「無題(闘牛)」

https://www.artizon.museum/collection/art/32126

アド・ラインハート「抽象絵画」。

真っ黒で塗ったのかも分からない、「油彩・カンヴァス」ということは塗ったのか?

ジョアン・ミッチェル「ブルー・ミシガン」

https://www.artizon.museum/collection/art/32121

ヘレン・フランケンサーラー「ファースト・ブリザード

https://www.artizon.museum/collection/art/32127

リー・クラズナー「ムーンタイド」

https://www.artizon.museum/collection/art/32115

アレクサンダー・コールダー「単眼鏡」

https://www.artizon.museum/collection/art/22441

ジャスパー・ジョーンズ「薄雪」

カラフルな雪の結晶?綺麗。

 

Section 8 戦後日本の抽象絵画の展開(1960年代まで)

オノサト・トシノブ「朱の丸」

https://www.artizon.museum/collection/art/32120

山口長男「累形」

https://www.artizon.museum/collection/art/19827

草間彌生「無題(無限の網)」

https://www.artizon.museum/collection/art/22029

川端 実「作品」

https://www.artizon.museum/collection/art/21771

芥川紗織「りぼんのある顔」

瑛九「黄色いかげ」

猪熊弦一郎「都市計画(黄色 No.1)」

https://www.artizon.museum/collection/art/19838

入ったことは無いが、丸亀駅前にMIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館がある。

MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

 

Section 9 具体美術協会

吉原治良「作品」。白地に黒い丸。

https://www.artizon.museum/collection/art/21836

白髪一雄「白い扇」

https://www.artizon.museum/collection/art/21701

白髪富士子「無題」。和紙が縦に濡れた跡?

https://www.artizon.museum/collection/art/32273

上前智祐「作品」

https://www.artizon.museum/collection/art/21858

正延正俊「小品」。小さな作品21個可愛い。

 

エスカレーターで4階へ。

 

Section 10 瀧口修造実験工房

山口勝弘「ヴィトリーヌ 昇天」

https://www.artizon.museum/collection/art/22027

福島秀子「銀の絵」

https://www.artizon.museum/collection/art/32119

 

Section 11 巨匠のその後―アンス・アルトゥング、ピエール・スーラージュ、ザオ・ウーキー

ピエール・スーラージュ「絵画 2007年3月26日」

https://www.artizon.museum/collection/art/21837

アンス・アルトゥング「T1988-R9」、「T1987-H15」は桜に感じた。

アンス・アルトゥング「T1989-H35」は柳?

https://www.artizon.museum/collection/art/22030

ザオ・ウーキー「07.06.85」

https://www.artizon.museum/collection/art/19446

 

ビューデッキは休憩コーナー。工事現場を見れた。

 

Section 12 現代の作家たち ―リタ・アッカーマン、鍵岡リグレ アンヌ、婁正綱、津上みゆき、柴田敏雄、髙畠依子、横溝美由紀

鍵岡リグレ アンヌ「Reflection p-10」

津上みゆき「View, Water, 21–25 June 2022, 2023」

髙畠依子「CAVE」

横溝美由紀「crossing」

横溝美由紀「torso」。アルミのやつ

この辺は「作家蔵」のものばかりでアーティゾン美術館のホームページには記載がない。

 

インフォルームを通り過ぎ、クリスチャン・ダニエル・ラウホ「勝利の女神」。

https://www.artizon.museum/collection/art/20159

 

最後に、創設者である石橋正二郎の像を見て帰る。

創設者・石橋正二郎 | アーティゾン美術館

 

久留米市美術館といい、とても有り難い。

久留米市美術館 | 石橋文化センター

創設者 石橋正二郎と社会事業 | 公益財団法人 石橋財団