北陸9 立山黒部アルペンルート・雄山神社・黒部ダム

9泊10日の北陸旅行、9日目。

 

6時05分に電鉄富山駅発の富山地鉄本線で約70分、7時14分に立山駅に到着。

立山駅から乗るケーブルカーを7時20分で予約していて、前日に駅員さんに聞いたら、6時05分発の電車だと通勤ラッシュ等で遅れたら接続が危ないと言われたが無事時間通りの到着。(6時05分の前は始発の5時21分で、立山駅で約1時間待つことになるから遅れないことに賭けた)

 

立山黒部アルペンルート

標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルート。

総延長37.2km、最大高低差は1,975mで、そのほぼ全区間中部山岳国立公園内にある。

立山黒部アルペンルート公式サイト

 

立山駅から、立山ケーブルカー立山高原バス立山トンネルトロリーバス立山ロープウェイ黒部ケーブルカー、関電トンネル電気バスを乗り継いで、扇沢駅まで行く。

アルペンルートののりもの大図鑑

のりもの大図鑑 | 楽しみ方ナビゲート | 立山黒部アルペンルート

電鉄富山扇沢から信濃大町駅までのバスを合わせて、12,680円(通常13,820円のところ早割10を適用)。

 

7時20分に立山駅発の立山ケーブルカーで約7分、7時27分に美女平に到着。

 

7時40分に美女平発の立山高原バスで約50分、8時30分に室堂に到着予定。

実際は、7時33分に出発し、8時20分頃に到着。

車内では案内が放送され、立山杉「仙洞杉」、四段の称名滝、弥陀ヶ原・大日平が見えた。

ただ、車内に蜂らしき虫がいて落ち着かなかった。

美女平や弥陀ヶ原もいつか行ってみたい。

 

室堂は立山黒部アルペンルートの最高地点、標高約2,450mに位置する。

ロッカーに荷物を預ける。この立地で200円は破格!

 

8時35分、出発!

今は曇りだが天気が心配。外は涼しく、トイレの水も冷たかった。

 

立山玉殿の湧水、祓堂を過ぎて、9時10分に一ノ越、2,700m。

一ノ越からは岩場?で前が混んでいて進みがゆっくりのため疲れない。前が空いて、速く登ったらすぐ疲れたので反省。

 

10時00分、雄山頂上3,003m到着!

一等三角点「立山」もあった。

 

雄山神社峰本社に頂上参拝(700円)。祈祷をしてもらい、最後は万歳三唱。

雄山神社は701年(大宝元年)に佐伯有頼が立山で霊示を受け、文武天皇の勅命により開山。

富士山、白山、立山日本三霊山

峰本社TOP

 

10時25分に頂上を出発。

岩に付いているマークが登りが赤で、下りが黄色と分かりやすい。

10時55分に一ノ越を通過。

歩くたびに雄山神社で貰ったお札?の鈴がなる。

11時05分頃に雨が降り始め、折り畳み傘をさす。濡れることより、地面が滑るのが嫌。

11時15分頃にほぼ止む。

 

11時30分、室堂小屋。

室堂小屋は現存する日本最古の山小屋で、国の重要文化財として保存されている。

室堂の、「室」とは宿泊所を意味し、「堂」とは御堂などと言われるように宗教施設を示す。室堂はその両方を合わせ持つ。

 

11時35分、みどりが池。

更に、みくりが池、血の池、火山ガス情報ステーションと見ていく。

みくりが池は北アルプスで最も美しい火山湖と言われる。

 

11時50分に、エンマ台(地獄谷展望台)に到着。

ここからは立山の山崎圏谷(国指定天然記念物)が見える。

圏谷とは氷河の浸食でできた谷状の地形で、1905年に日本で最初に発見された圏谷の発見者である地理学者の山崎直方の名をとって命名された。

地獄谷周辺は「火山ガス濃度上昇のため通行注意」と看板があった。一部は通行禁止になっていた。

 

みくりが池温泉北アルプス立山連峰に囲まれた日本一高所に位置する温泉宿)を通り過ぎ、12時00分にみくりが池展望台。

12時15分に室堂ターミナルに戻る。

 

3階の雄山神社峰本社旧社殿展示室には、1860年(万延元年)に加賀藩が造営した旧社殿がある。1995年(平成7年)の解体まで約135年間、雄山の頂上にあったものが、2013年(平成25年)に復元された。

 

12時20分に立山自然保護センターへ。

立山信仰のあゆみ、雷鳥などの展示がある。

大伴家持立山を詠んだ歌が万葉集に残されていて、それが立山に関する最古の文献。

立山に 降りおける雪を 常夏に 見れどもあかず 神からならし

立山自然保護センター

 

アルペンルートではないが、立山博物館もある。

富山県/富山県[立山博物館]

 

12時45分に室堂発の立山トンネルトロリーバス(臨時便)で約10分、12時53分に大観峰に到着。

トロリーバスはレールは無いが、電車の仲間らしい。途中、青いライトがある。

大観峰は標高2,316mの高さに位置し、雲上テラスからは黒部湖が見えた。

 

13時05分頃に大観峰発の立山ロープウェイ(臨時便)で約7分、13時11分頃に黒部平に到着。

このロープウェイはワンスパン方式と呼ばれ、中間支柱が無い。出発から到着までの距離は約1.7kmで、ワンスパンロープウェイの運行距離としては日本一。

 

⿊部平駅は標高1,828mに位置し、パノラマテラスがある。

黒部渓谷は特別名勝特別天然記念物

 

13時20分に黒部平発の黒部ケーブルカーで約5分、13時25分に黒部湖に到着。

黒部湖は人造の貯水池。エメラルドグリーン。

日本ダム協会ダム湖百選というものがあり、黒部湖も選定されている。

ダム湖百選 - ダム便覧

 

黒部湖にそそぐ滝があった。

カンパ谷吊り橋を渡り、遊歩道を展望休憩所まで歩く。

 

黒部ダムの高さは186mで日本一。

黒部ダム下流にある「黒部川第四水力発電所」から「くろよん」と呼ばれる。

黒部ダムのマスコットキャラクターは、くろにょん。

2023年は黒部ダム竣工60周年。

 

水観覧ステージを見て、14時35分に標高1,508mのダム展望台に上る。映画「黒部の太陽」で有名らしい破砕帯の湧水が出ている。

また雨が降ってきた。

 

ダム展望台レストハウスでスタンプラリーを開始!

スマホの画面にスタンプを押すタイプは始めて。

黒部ダム デジタルスタンプラリー

黒部ダムデジタルスタンプラリー - 黒部ダムデジタルスタンプラリー

 

レインボーテラスから、新展望広場特設会場「黒部の物語〜人・使命・情熱〜」。

黒部ダムレストハウス1階でスタンプを入手。

殉職者慰霊碑「尊きみはらしに捧ぐ」、黒部ダム模擬模型1:186を見る。

黒部ダム駅駅長室でスタンプをもらう。

 

15時35分に黒部ダム発の関電トンネル電気バスで約15分、15時50分に扇沢に到着。

このトンネルのどこかで、富山県から長野県に入った!

扇沢駅の2階改札待合室と1階きっぷ売り場でスタンプを手に入れ、オリジナルグッズを貰う。

60周年のステッカーだった。

 

16時05分に扇沢発のアルピコ交通バスで約35分、16時40分に信濃大町駅前に到着。

バスは空いているし、快適だった。

信濃大町駅は駅舎がレトロで、ホームには歓迎太鼓や、民謡に基づいた「泉小太郎」という龍が展示されていた。

 

17時16分に信濃大町駅発のJR大糸線で約55分、18時10分に松本駅に到着。

 

今日の夕食はカフェ&レスト潮騒で、チキンガーリック定食。

 

今日のホテルは、たびのホテル lit 松本。

キッチン&電子レンジ&洗濯機付きダブル、16㎡。

朝食付き、松本城観覧入場券付き。

ウェルカムドリンクにアイス、夜食にだし茶漬け。

 

 

 

 

2023年08月09日~08月18日 北陸旅行