9泊10日の北陸旅行、8日目。
なぜ富山市は“くすりとガラスの街”なのか
『くすり』×『ガラス』の街 富山市の紹介 | 富山市の観光公式サイト | 富山市観光協会
市役所展望塔
地上70mから360度の大パノラマを見れる。
立山あおぐ特等席 | 富山市の観光公式サイト | 富山市観光協会
ノーベル街道
日本でこれまでノーベル賞を受賞した12人のうち5名が、国道41号の富山から高山までの約90kmの間にゆかりがあるらしい。
「ノーベル街道(国道41号)は、山あり峡谷あり、ドライブには最高の道です。ここを通ると、いいアイデアや新しい発想がひらめくかも。」
田中耕一(2002年、化学賞)、1959年に富山市で生まれ、高校(1978年)まで過ごす。
利根川進(1987年、医学生理学賞)、小学1年から中学1年まで(1947年~1952年)、富山県大沢野町(現 富山市)で過ごす。
梶田隆章(2015年、物理学賞)、1995年から1999年まで富山市に在住し、岐阜県神岡町(現 飛騨市神岡町)のスーパーカミオカンデで研究に従事。
小柴昌俊(2002年、物理学賞)、1983年から岐阜県神岡町(現 飛騨市神岡町)で実験開始。
白川英樹(2000年、化学賞)、小学3年から高校3年まで(1946年~1955年)、岐阜県高山市で過ごす。
飛越交流ぶり・ノーベル出世街道|ぶり・ノーベル出世街道とは?
富山城址公園
1543年に神保長職が築城をし、富山城主となった佐々成政が豊臣秀吉と敵対したため豊臣秀吉によって破却された後、前田利長により改修された。
慶長14年に大火によって焼失してから、前田利長は高岡城を築城して移ったため、富山城は再建されることはなかった。
石垣、堀、土橋などは残っている。
現在の富山城は1954年に富山産業大博覧会のために建設されたもので、博覧会の終了後に富山市郷土博物館とすることも計画されていた。
戦災復興期を代表する建築物として国の登録有形文化財に登録された。
テーマ展示は「特集 千歳殿」。
企画展は「売薬版画」。
現在も薬都と呼ばれる富山は、江戸時代も日本一の売薬業として繁栄していた。売薬版画は売薬が得意先に無料で配布した浮世絵。日本一の売薬業だった富山の売薬が全国の得意先に配ったため、売薬版画も大きな産業だった。
銀鯰尾形兜も展示されていた。天守展望台からは東側に鷺が営巣しているのが見えた。
富山県出身の実業家・茶人の故佐藤助九郎が開館した美術館。
企画展は「日本画の四季」。
山の秋図屏風(郷倉千靱)のウサギが可愛かった。双鶏十二ヶ月図屏風(山下守胤)の犬バージョンも見てみたい。
2階は、11代佐藤助九郎(美術館創設者の先代)が大正9年に建てた座敷や、柳汀庵という茶室が館内に移築されている。
千歳御門から富山城址公園を出る。
昼食は、廻転とやま鮨 富山駅前店。
安産犬の像が可愛かった!麄香神社の干支の像も可愛い。まだ9つのみで、辰の像を建立するための寄付を募っていた。
梅沢町寺院群に行こうとしたが、よく分からなかった。
池田屋安兵衛商店
ホームページによると昭和11年に初代池田実が和漢薬種問屋として創業とあるが、店舗では「天保元年創業」というのも見た。
環境省かおり風景100選というものが平成13年に選定され、「富山の和漢薬のかおり」が認定された。
ギャルリ・ミレー
作品と展示空間は北陸銀行が提供している。
作品リストhttp://www.gmillet.jp/images/230529.pdf
田園風景
牧場(ジャン・フェルディナン・モンシャブロン)、牛のいる風景(ジャック=レイモン・ブラカサ)、風車のある風景(ジュール・デュプレ)、田園の夕暮れ(ジャン=バティスト=カミーユ・コロー)
農民の生活
ジャン・フランソワ・ミレーの、羊の番人、母と子、鵞鳥番の少女
心に残る風景
セーヌの河岸(シャルル=フランソワ・ドービニー)、「岩の風景、ジュラ」(ギュスターヴ・クールベ)、アルクマール遠望(サロモン・ファン・ロイスダール)
憧れと現実の中で
庭園の役者たち(ジャン=バティスト=ジョセフ・パテル)、フォンテット男爵夫人の肖像(ジャン=マルク・ナティエ)、インコを手にした若い女性(フリッツ・ツベル=ビューレル)、舟遊び(ジュール=アレクサンドル・デュヴァル=ルカミ)
1階のアーケード(中央通り?)に面したディスプレイには、山梨県立美術館が所蔵する「落ち穂拾い、夏」、「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」などの複製画が展示されていた。
富山市ガラス美術館
隈研吾が設計した複合施設「TOYAMAキラリ」内に富山市立図書館とともにある。
大和百貨店の跡地に建っている。
6階、グラス・アート・ガーデン(撮影可、ネット不可)
5階、富山市所蔵作品展(撮影不可)
4階、コレクション展「ガラスをめぐる自然」(撮影不可)
3階、2階、企画展「日本近現代ガラスの源流」(撮影可(一部除く)、ネット可)
飾皿(岩田糸子)、ビネガー瓶、コンディメントセット(船越三郎、㈱保谷硝子)、材料に関する本、魔法の鉛筆(菅澤利雄)
1階に、森のコースターがあったが、メンテナンス中だった。
カフェは水曜日が定休日。
富岩運河環水公園
昨日は夜だったので、今日は夕方。
自然と人が調和する富山県の新しいオアシス | 富山県富岩運河環水公園
夕食は、とやマルシェにある白えび亭で、富士スペシャル天丼(白えび、ブリ、ホタルイカ)。
デザートは昨日に続いて、放生若狭屋のかりんとうまんじゅう。カリカリ具合が本当に美味しい!
明日は朝早いので早く寝る。
行かなかった所
富山県美術館
企画展は「大竹伸朗展」
富山県美術館 | Toyama Prefectural Museum of Art and Design
富山県水墨美術館
企画展は「生誕150年記念・川合玉堂展」。
作品リストhttps://www.pref.toyama.jp/documents/33651/gyokudo_list_hp.pdf
ほたるいかミュージアム | 道の駅 ウェーブパークなめりかわ [富山県滑川市]
季節は違うが、あさひ舟川「春の四重奏」は凄そう。
朝日町 春の四重奏 | あさひ暮らし旅〈朝日町観光協会 公式 観光情報サイト〉
今日のホテルも、オークスカナルパークホテル富山。
コンフォートセミダブル17㎡。
2023年08月09日~08月18日 北陸旅行