4泊5日の福井・金沢旅行、1日目。
9時20分に羽田空港発のJAL185で約1時間、10時20分に小松空港に到着。
空港には、恐竜博士、こまQピアノ、安宅の関 弁慶像があった。
外に出ると、黄砂が酷い。
元祖ソースカツ丼、ヨーロッパ軒 豊島分店で、トリオ丼(カツ1枚、エビフライ1枚、メンチカツ1枚)を食べる。
越前つるきそば本店も候補になったが、木曜日が定休日だった。
福井県福井市|手打そば|永平寺そば|生そば|越前つるきそば/本店
福井駅西口広場は恐竜広場となっている。
福井は恐竜王国とも呼ばれ、日本で発見された恐竜化石のうち約8割が福井県で見つかっている。福井県で初めて発見された恐竜化石もあり、フクイサウルス、フクイラプトル、フクイベナートル、フクイティタンなど、「フクイ」の名を冠した恐竜も多数存在する。
広場には、フクイサウルス、フクイラプトル、フクイティタン3体の実物大モニュメントがあり、9時~21時の間は30分ごとに約3分間の特別演出が行われる。
福井県で発掘された3種類の恐竜の足跡化石(実物大・複製)も設置されていて、トリックアートやイラストもあり、夜はライトアップもある。
感応式で動くティラノサウルスロボットや、福井市観光交流センター」の屋上などの恐竜が増えていた。
福井城址と柴田神社は行かなかった。
福井城は、徳川家康の次男である初代福井藩主・結城秀康が1606年 (慶長11年)に築城し、約270年間17代にわたり越前松平家の居城となったが、現在は石垣と堀の一部だけが残るのみ。
柴田神社は、柴田勝家が1575年(天正3年)に築造を開始した北庄城址にあり、柴田勝家とその妻お市の方を祀る。
境内の三姉妹神社では、三姉妹(茶々、初、江)も祀っているため、絆の宮とも言われる。柴田勝家像、お市の方像、三姉妹像が建てられている。
北庄城石垣を見ることができ、付近には北の庄城址資料館もある。北の庄城址公園(柴田公園)は日本の歴史公園100選に選ばれている。
https://www.mlit.go.jp/singikai/infra/city_history/historic_climate/11/images/04-2.pdf
平泉寺白山神社
717年(養老元年)に泰澄によって開かれたと言われている。中世には北陸有数の勢力だったようだが、1574年(天正2年)の一向一揆との戦いで全山が焼失した。
白山国立公園内にある国の史跡で、日本の道百選(国土交通省)、歴史の道百選(文化庁)、かおり風景百選(環境省)美しい日本の歴史的風土百選に選定されている。
東尋坊の由来となったお坊さん(東尋坊という名前)の東尋坊屋敷の井戸。
旧玄成院庭園は、細川高国によって作庭された。
御手洗池は、白山大明神が出現したところ。
二の鳥居は権現造といい、鳥居の中央に屋根がついている神仏習合の時代の独特なもの。
神と仏の交差点を越えて、拝殿、本社、別山社、大汝社。
現在の拝殿は1859年(安政6年)造営だが、1574年(天正2年)の一向一揆で全焼する前の拝殿は46間(約83m)あったと言われ、京都の三十三間堂より大きな建物だったらしい。
奥まで歩き、楠木正成の供養塔、三宮。
勝山城博物館、越前大仏(大師山清大寺)を通り過ぎる。
恐竜博物館
福井県立恐竜博物館は恐竜化石の一大産地である福井県勝山市に建てられた、恐竜を中心とする地質・古生物学博物館で、2023年7月14日(金)にリニューアルオープンした。
4,500㎡の展示室は恐竜の世界、地球の科学、生命の歴史の3つのゾーンから構成され、50体の恐竜骨格、千数百の標本の数々、大型復元ジオラマや映像などを見ることができる。
音声ガイドはアプリ。
福井県が恐竜発掘調査をしているのは、手取層群という主に白亜紀の前半の陸上でたまった地層(一部に海でたまった地層を含む)の中の北谷層と呼ばれる地層。5種類の新種恐竜び化石とそれらの化石が発見された現場が、2017年に国の天然記念物に指定された。恐竜化石としての天然記念物は全国で初めての例だった。
新館では、恐竜の塔。
福井で発見された5種の恐竜と1種の鳥類でつくられた全長約13mのモニュメント。
新館1階にある3面ダイノシアター (特別展示室)では、「ララミディア大陸」(約3分間)。ララミディア大陸は、現在の北アメリカ大陸の西側部分。
個人的には前回見たものが好きだった。
「かいけつゾロリの探検!恐竜博物館」は見なかった。
開館20周年を記念して株式会社ポプラ社との協力で製作された。ナイトミュージアムのような面もある、ふくちゃんの良い話。
九頭竜川のアラレガコ生息地を通り過ぎる。
1935年(昭和10年)に生息地が国の天然記念物に指定された。
国指定天然記念物 アラレガコ生息地 - 恐竜のまち 勝山市公式ホームページ
ホテルのある三國まで行って、旧森田銀行本店、旧岸名家住宅、三國祭山車格納庫を見る。
旧森田銀行本店は、豪商の森田家が創業した森田銀行の本店(1920年落成)で、福井県内最古の鉄筋コンクリート造り。
18時30分から、魚志楼で夕食。
明治初期に開業し、主屋は国の有形文化財に登録されている料理茶屋。
今日のホテルは、詰所三國。
行雲81.23㎡。
1階には、吹き抜けリビング、和室、ぬれ縁があり、坪庭が見える。2階にベッドルーム。旧田中薬局の蔵にあった調度品を設えている。
2024年04月18日~04月22日 福井・金沢旅行