青森4 三内丸山遺跡・青森県立美術館・ねぶたの家ワ・ラッセ

4泊5日の青森旅行、4日目。

 

アートホテル弘前シティの朝食は2階のシェフズ レシピ。

朝食のご案内|シェフズ レシピ|レストラン|アートホテル弘前シティ<公式>|青森県弘前市弘前駅前のホテル

 

最勝院五重塔

初代藩主・為信の津軽統一の過程で戦死した敵味方の供養のために、3代藩主・津軽信義が建立し、1667年(寛文7年)に完成。国の重要文化財

棟梁堀江佐吉翁紀念碑もあった。

金剛山 最勝院

 

禅林街(禅林三十三ヶ寺)

津軽家の菩提寺長勝寺」を最奥に、津軽各地から集められた33の曹洞宗寺院が整然と並ぶ寺院街で、同じ宗派によって造られた寺院街は全国的にも珍しく、「長勝寺構」として国の史跡に指定されている。

弘前城の南西(風水では裏鬼門)の方角にあり、まっすぐ伸びた参道の両側に杉の木とお寺が並ぶ。

 

長勝寺

1528年(享禄元年)に津軽家の祖である南部光信(大浦光信)の菩提寺として西津軽郡鰺ヶ沢町に創建され、その後、1610年(慶長15年)に弘前城の築城にあわせて現在の地に移ったと伝えられる。

 

弘前を出て、青森市へ。

 

三内丸山遺跡

1992年(平成4年)から始まった発掘調査により発見された、縄文時代前期~中期(紀元前約3,900~2,200年)の大規模な集落跡。

1995年(平成7年)から遺跡の整備と公開を行い、1997年(平成9年)には史跡に指定され、2000年(平成12年)には特別史跡に、2003年(平成15年)には出土品1958点が重要文化財に指定された。

特別史跡「三内丸山遺跡」

 

2021年(令和3年)7月、北海道、青森県岩手県秋田県の17遺跡で構成される「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録された。

これらの遺産は、紀元前13,000年から紀元前400年までの間に、北東アジアで発展した狩猟・漁労・採集社会による定住の開始、発展、成熟を示している。

青森県内の構成資産は、三内丸山遺跡、小牧野遺跡、大森勝山遺跡、是川石器時代遺跡、田小屋野貝塚、亀ケ岡石器時代遺跡、大平山元遺跡、二ツ森貝塚の8カ所。

 

12時00分から、約50分のガイドツアー。

時遊トンネルを通って、遺跡へ。大型掘立柱建物が目立つ。メインの通りの両側にはお墓があり、出迎えや見送りをしていたらしい。

 

13時30分から、約8分の映像が流れる縄文シアター。

常設展示室(さんまるミュージアム)で、板状土偶、縄文ポシェットなどを見る。続いて、縄文ビッグウォール、一般収蔵庫。

縄文時遊館には、ミュージアムショップ、れすとらん五千年の星などもある。

 

特別展は「三内丸山とヒスイ-本州最北に集う緑と技術-」。

特別展「三内丸山とヒスイ-本州最北に集う緑と技術-」 | 特別史跡「三内丸山遺跡」

 

青森県立美術館

三内丸山遺跡に隣接する場所に、2006年7月13日に開館。

青森県出身の奈良美智の「あおもり犬」(高さ8.5m)や「Miss Forest/森の子」(高さ約6メートル)、シャガールの描いたバレエ「アレコ」の舞台背景画が有名。

 

コレクション展2023-1では、石井康治のガラス工芸、工藤甲人日本画、佐野ぬいの油彩画が展示されている。

コレクション展2023-1 | 青森県立美術館

庵野秀明展も開催中。

庵野秀明展

 

棟方志功の作品もあった。

一通り見終わって、11時00分からアレコ特別鑑賞プログラム。

最後に、あおもり犬、Miss Forest/森の子を見る。

 

 

青森魚菜センター(古川市場)

市場内をまわってお好きな具材を集めてのっける、のっけ丼を食べる。

 

ねぶたの家 ワ・ラッセ

2011年1月5日にJR青森駅前にオープン。

「ワ・ラッセ」とは、ねぶたの掛け声である「ラッセラー」と「笑い」の他に、ねぶた祭での人と人の「和」や調和の「和」、また、ねぶたを通じた活動により育まれる市民の「環」を表しているらしい。

ねぶたホールには、ねぶた祭に出陣したねぶたの中から受賞ねぶたを中心に4台の大型ねぶたが展示されている。2階のねぶたミュージアムでは、ねぶたの起源や歴史、ねぶたとともに発展してきた街の歴史が紹介されている。

15時30分から映像を見た。入口には、ねぶたアートのCrazy Appleがあった。

ねぶたの家 ワ・ラッセ

青森ねぶた祭 オフィシャルサイト

 

エーファクトリー(A-FACTORY)は、飲食・物販ショップやシードル工房から構成される複合施設で、建物は2011年度にグッドデザイン賞を受賞。

A-FACTORY | 青森ウォーターフロント

 

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

八甲田丸は青函連絡船の一つで、歴代55隻中で23年7ヶ月と現役期間が一番長かった船をほぼ就航当時の状態に係留保存した施設。

青函連絡船は、1908年(明治41年)に比羅夫丸が鉄道連絡船として就航したことに始まり、1988年(昭和63年)に運行が終了した。

特徴は貨物車両を搭載する車両甲板があることで、鉄道車両が船を通じて海を渡ることは珍しいことらしい。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

2009年(平成21年)に経済産業省近代化産業遺産、2011年(平成23年)に機械遺産第44号に認定されている。

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/kindaikasangyoisan/pdf/isangun_zoku.pdf

https://www.jsme.or.jp/kikaiisan/heritage_044_jp.html

 

青森県観光物産館アスパム

「AOMORI」の「A」を形どった地上15階、高さ76mの正三角形ビルで、Aomori(青森)、Sightseeing(観光)、Products(物産)、Mansion(館)の頭文字をとってアスパム

2階には青い森ホール「360°3Dデジタル映像シアター」、13階には地上51mから360度見渡せる展望台がある。

青森県観光物産館アスパム

 

Sweets Factory pampamで、パムパムアップルを購入。

大正7年の創業の翁屋が運営している。

青森・おきな屋 | 素材を生かした個性豊かで安心なお菓子

 

善知鳥神社(うとうじんじゃ)は、「青森市発祥の地」といわれる。

第十九代允恭天皇の時代に善知鳥中納言安方が宗像三女神を祭神として祀ったことが始まりとされ、807年(大同2年)に坂上田村麻呂により再建される。

善知鳥神社 参拝のすゝめ【公式】

 

廣田神社青森市森林博物館は行けず。

廣田神社

一条天皇の時代に陸奥守となった藤原実方が、蝦夷鎮撫のために外ケ浜貝森村に「夷之社」を創建したのが発祥。江戸時代に青森の建設と発展に貢献をした青森城代2代目の進藤庄兵衛正次とその夫人も戦後に配祀された。

廣田神社〜病厄除守護神〜|青森県青森市

青森市森林博物館

1978年(昭和53年)に市制施行80周年記念事業として青森営林局庁舎が新築されるのを機に、旧庁舎本館(県産ヒバ材を利用したルネッサンス式木造建物)を利用して、1982年(昭和57年)11月に開館した。

テーマは緑の大切さや森林と人間の結びつきで、マスコットキャラクターは「もりまる」。

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青森県立郷土館

建物の一部の耐震性能不足のため令和2年10月から休館中、再開の時期は未定。

青森県立郷土館 Aomori Prefectural Museum

 

テレビで「AOMORI春フェスティバル ねぶたミニシンポジウム ワゲモノと考える青森ねぶた祭」というものがやっていた。

AOMORI春フェスティバル ねぶたミニシンポジウム ワゲモノと考える青森ねぶた祭 – ACT市民チャンネル

 

今日のホテルは、ホテルJALシティ青森。

デラックストリプル23.95㎡、朝食付き。

 

弘前市観光情報サイト きてみて、ひろさき。ここみて、弘前

青森市観光情報サイト「あおもり案内名人」

 

 

2023年06月22日~06月26日 青森旅行