4泊5日の島根・鳥取旅行、3日目。
二度寝により約一時間の遅れ。
9時28分に松江駅発のJR山陰本線で約25分、9時51分に安来駅に到着。
10時05分に安来駅発の無料シャトルバスで約20分、10時25分に足立美術館に到着。
本来は8時35分発の電車に乗って、9時40分に足立美術館に着く予定だった。
実業家の足立全康が1970年(昭和45年)に設立した。
アメリカの日本庭園専門誌「Sukiya Living Magazine : The Journal of Japanese Gardening」が、日本庭園900か所以上を対象に実施した「2023年日本庭園ランキング」で、21年連続日本一に選ばれた。
2012年5月に初めて訪れたときは9年連続だったから順調に記録を伸ばしている。今年の2位は桂離宮。
日本庭園が米誌ランキングで「21年連続日本一」に選ばれました | 足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART
更に、2017年12月に発売されたミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは、山陰エリアで唯一となる三つ星を獲得したらしい。
苔庭、枯山水庭
林義雄「春の車」、この人の作品は可愛い世界観。
亀鶴の滝
池庭、生の額絵、生の衝立、生の掛軸
小展示室は「日本画家のことばと作品」。
横山大観「乾坤輝く」、富士山に後光。「富士を描くということは、富士にうつる自分の心を描くことだ。」。
菱田春草「猫梅」、柔らかそうな毛の可愛い猫に、梅の木との対比。タイトルがシンプルなのに良くて、応用が効きそう。「犬桜」とか見たい!
榊原紫峰「雪中白鷺之図」、雪の木に乗る白鷺、神秘的。
上村松園「牡丹雪」
竹内栖鳳「魚肥山果熟」、リアルな魚、柿、ザクロ。
川端龍子「春雪譜」
大展示室は「名画への誘い心なごむ日本画の世界」。
菱田春草「紫陽花」
小茂田青樹「朝露」、花や葉に輝く露が綺麗。
榊原紫峰「春秋之図」、春の中の鶏と秋の中の猫。
竹内栖鳳「雨霽」、雨上りという意味。左隻には太い柳の幹に鳶、右隻には細い柳と飛ぶ鶺鴒。
川端龍子「愛染」、紅葉に埋め尽くされた水面に2匹の鴛鴦。
北野恒富「鷺娘」、白鷺が変化した町娘の姿、幻想的。
竹内栖鳳「爐邊」、可愛すぎる子犬2匹。体を洗ってもらった黒犬と、まだ洗っていない茶犬の対比。
西山翠嶂「幽春」、これも子犬2匹。こっちは眠っている。
榊原紫峰「梅花群雀」
横山大観「雪旦」、「鳩」、「白沙青松」。鳩(にお)はカイツブリのこと。
川合玉堂「雪降る日」
富岡鉄斎「群仙祝寿図」
酒井三良「北越雪信」
大観室は「冬の横山大観コレクション選」。
「夏之夜」、静かな竹藪にミミズクの目だけが光っている。
「春光」、松と桜。霞がかっていて、オーディオガイドによると松林図屏風のよう。
「桐の冬」、桐の枝に2匹の雀。さっきのシマリスといい、横山大観は可愛い絵も描くのか。
「乾坤輝く」、白い富士山に真っ赤な太陽。
「流れ行く水」
「壽」、二股の松に4羽の鶴を組み合わせて、壽という文字を表している。大観のピカソとも言われる。
「霊峰不二」、富士山、太陽、雲海。
新館特別展は「現代日本画名品選Ⅳ 未来へつむぐコレクションの精華」。
守みどり「白南風」、梅雨が明けて夏に向かう頃に吹く南風。
西田俊英「月の王宮」
小野田尚之「映」、田園を走るローカル電車。読み方は「ばえ」ではなく「えい」。
松村光嗣「桂林山水」
村上裕二「みんなで白いハート」
宮廻正明「百天青雲」、犬を描くのはずるい。
清水操「夏の日」、海辺に1台の自転車。タイトル通りの印象。
2階へ。
西田俊英「華は根っこあってこそ」、一目見て、あしかがフラワーパークと分かった。
手塚雄二「昇陽」
安来節演芸館は、令和5年3月29日~令和6年3月(予定)まで休館。
13時27分に鷺の湯温泉・足立美術館前発のイエローバス(安来市運営広域生活バス)で約50分、14時19分に米子駅に到着。
2023年5月26日に二度寝により行けなかった津和野は、今回も行けなかった。
しまね海洋館も遠くて行けなかった。
享和元年創業、ながた茶店のNAGACHA Café 1801で475パフェ。
抹茶✕苺パフェ(ドリンク付)1,400円。
第一層 甘酸っぱい苺&とろーりパンナコッタ
第二層 豆かのこ&抹茶ゼリー
第三層 抹茶ケーキ&ホイップ
第四層 さくさく大山ポン菓子
第五層 濃厚抹茶アイス&苺
頂上 米子城もなか
ドリンクは抹茶ラテを選択。
甘さを選べる。0無糖、1微糖、2甘め、3甘党。
475パフェは、コロナ禍で大きな影響を受けた飲食業界が米子の新名物を作ろうと集まって誕生した、米子城天守閣を想起させる五層のパフェ。
岡本一銭屋(駄菓子屋)は明治元年築。
看板犬らしき犬が可愛い!
寺町はいまいちよく分からなかった。
加茂川沿いを歩くと、川沿いの家に山羊がいて、メーメー鳴いていた。
第1展示室は令和5年度館蔵品展「いつもはしまってある絵図・地図展Ⅱ」。
1階の第2展示室はお城。
2階は農家、学校、鉄道などの面からみた昔の米子の様子や米子の人物伝。
米子三名水の一つ宮水が湧く。
米子城跡
1591年(天正19年)頃に吉川広家が築城したのが始まりと言われる。
標高90mの山頂に位置し、山頂では180°は見渡せ、地球の丸さを感じられる。
大山は頂上付近に雪があって綺麗。
明日2月18日(日) 6時45分から冬のダイヤモンド大山観望会2024が行われる。(日の出の時刻は6時50分頃)
湊山公園で夕日を見て帰る。
夕食は、美酒佳肴 ゆらく。
さばしゃぶ
今日のホテルは、グリーンリッチホテル米子駅前。
ダブルルーム、16㎡。
2024年02月15日~02月19日 島根・鳥取旅行