関口フランスパン目白坂本店で、フレンチトーストを食べる。
1888年(明治21年)に小石川関口教会(現関口教会)付属聖母仏語学校製パン部として創業。
1899年(明治32年)に聖母仏語学校「玫瑰塾」(まいかいじゅく)の付属聖堂として建てられ、1900年(明治33年)に関口小教区の聖堂となり、1920年(大正9年)に東京大司教座聖堂となった。
1945年(昭和20年)の東京大空襲によって焼失するが、ドイツのケルン教区の支援によって再建設が決定し、1964年(昭和39年)12月8日に完成した。丹下健三による設計で、空から見ると十字架の形をしている。
ピエタ象はサン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロ作のものの原寸大レプリカ。
聖フランシスコ・ザビエルの胸像、マリア祭壇、高山右近像もある。
内部には柱が無く、絵画や装飾も無いコンクリートの壁と、うっすらと差し込む光が、神秘的。
外には、ジョセフィーヌの鐘があった。
1911年(明治44年)年に建てられたルルドの洞窟は、フランスのルルドという田舎の洞窟に聖母マリアが現れたという奇跡が起こった場所に似せて作られた。
ペトロの家は司祭のための宿舎で、関係者以外は立入禁止。
カトリック教会には、教区という教会の行政・司牧のための地域的区分があり、その教区長である(大)司教が座るカテドラ(司教座)のある教会をカテドラル(司教座聖堂)という。
日本は16の教区に分かれていて、長崎教区はカトリック浦上教会(浦上天主堂)。横浜教区もあり、横浜カテドラル山手教会。
1681年(天和元年)に徳川綱吉によって創建された。
大隈重信、田中光顕、山縣家(山県有朋)のお墓があったが、Wikipediaによると三条実美、山田顕義、大倉喜八郎、ジョサイア・コンドルのお墓もあるらしい。
1697年(元禄10年)に建てられた観音堂(本堂、重要文化財)の天井には龍や天女が描かれている。月光殿(重要文化財)は、滋賀県大津市にある三井寺の塔頭日光院の客殿を昭和3年に移築したもので、桃山時代の書院様式を伝えるらしいが、気付かなかった。
東京国立近代美術館にあった原田直次郎の「騎龍観音」(重要文化財)は護国寺のもの。
「ちいかわ御朱印」とあったので調べてみると、ちいかわコミックス6巻には特装版があり、「なんか光ってて旅したくなるご朱印帳」が付いてくる。
そして、護国寺で通常の御朱印に加え「ちいかわ印」を押してもらえる。コミックスを出版している講談社が近くにあるからのよう。
鬼子母神(きしもじん)
「鬼」の字は一画目の角の部分が無い漢字を用いる。鬼子母神は子供を食べる鬼だったが、自分の子を失ったことで改心し、安産・子育の神となった。
鬼子母神堂は1664年(寛文4年)に建立されたもので重要文化財。
大公孫樹(イチョウ)は樹齢約700年。
https://www.kanko-toshima.jp/?p=we-page-entry&spot=261038&nav=none
北別館(旧図書館)、血洗いの池(赤穂浪士の堀部安兵衛が血の付いた刀を洗ったらしいが、看板や標識は見当たらなかった)を見る。
学習院の関係者では無いため、正門の警備室で受付をして入った。
学習院大学史料館は2023年6月から休館中で、2025年(令和7年)3月に霞会館記念学習院ミュージアムとして生まれ変わる。
寛永堂目白本店で、特製善哉。
エーグルドゥースは月曜と火曜が定休日のため行けず。