神奈川県立歴史博物館
建物の一部は1904年(明治37年)に完成した横浜正金銀行本店本館。屋上部分に八角形のドームを持つネオ・バロック様式、重要文化財。
【テーマ1】原始・古代「さがみの古代に生きた人びと」
【テーマ1】原始・古代「さがみの古代に生きた人びと」 | 神奈川県立歴史博物館
【テーマ2】中世「都市鎌倉と中世びと」
【テーマ2】中世「都市鎌倉と中世びと」 | 神奈川県立歴史博物館
円覚寺舎利殿(国宝)の実物模型、舎利を安置する宮殿や観音・地蔵菩薩立像は無い。
伊勢原の法域坊(日向薬師)の薬師如来・日光・月光菩薩像、鎌倉の浄光明寺の勢至菩薩坐像、伝源頼朝坐像(国宝)、などの複製もあった。
【テーマ3】近世「近世の街道と庶民文化」
【テーマ3】近世「近世の街道と庶民文化」 | 神奈川県立歴史博物館
常設展室内トピック展示は、初代広重の「東海道」。
【常設展室内トピック展示】初代広重の「東海道」 | 神奈川県立歴史博物館
版元の名にちなんで「保永堂版東海道」と呼ばれる初代歌川広重の東海道シリーズのうち、現在の神奈川県域の9宿が紹介されている。
川崎 六郷渡舟
神奈川 台之景
保土ケ谷 新町橋
戸塚 元町別道
藤沢 遊行寺
平塚 繩手道
大磯 虎ヶ雨
小田原 酒匂川
箱根 湖水図
川崎宿は他の宿駅より遅く1623年(元和9年)に設けられ、2023年は開設400年。
さらに川崎市は2024年(令和6年)7月1日に市制100周年を迎える。
川崎市市制100周年記念事業公式ウェブサイト | 100年目の川崎市ではじまるColors, Future! Actions
【テーマ4】近代「横浜開港と近代化」
【テーマ4】近代「横浜開港と近代化」 | 神奈川県立歴史博物館
展示室の前には、初代宮川香山の作品や、横浜正金銀行本店の模型があった。
【テーマ5】現代・民俗「現代の神奈川と伝統文化」
【テーマ5】現代「現代の神奈川と伝統文化」 | 神奈川県立歴史博物館
【テーマ5】民俗「現代の神奈川と伝統文化」 | 神奈川県立歴史博物館
歩いて、帆船日本丸・横浜みなと博物館。
日本丸は1930年(昭和5年)に建造された練習帆船。太平洋の白鳥とも呼ばれ、2017年に海上で保存されている帆船としては日本初の重要文化財に指定された。
飾り毛布は日本籍客船の客室で提供されるサービスらしい。毛布を独自の技法で折ることで、羊、観音菩薩、くじゃく、ばら、王冠、富士山などが表現されていた。
船長公室、士官サロンのステンドグラスが印象的。
横浜みなと博物館
「歴史と暮らしのなかの横浜港」をメインテーマとした博物館で、館内には柳原良平アートミュージアムもある。
映像展示では「黒船来航〜日本開国前夜〜」、「横浜開港〜事象の波〜」を見る。
特別展は「船と港から見た関東大震災」。
8/26~11/5 企画展「関東大震災100年 船と港から見た関東大震災」 - 帆船日本丸・横浜みなと博物館
VRシアターみなとカプセルでは、「ヨコハマクロニクル」、「日本丸とともに」。
柳原良平アートミュージアムは、5周年記念特集展示「花と木と船と」。
日本丸に着いたときに博物館前で「波濤を越えて」という写真展のオープニングイベントが行われていた。
https://www.kanagawa-kankou.or.jp/
<見たい展覧会たち>
日本画聖地巡礼―東山魁夷の京都、奥村土牛の鳴門―追体験する傑作誕生の地、発見する画家の心(山種美術館)
2023年9月30日(土)~11月26日(日)
出品作品リストhttps://www.yamatane-museum.jp/exh/upload/list230930.pdf
キヤノンギャラリー50周年企画展 綴プロジェクト作品展「高精細複製品で綴る日本の美」(キヤノンギャラリー S(品川))
2023年10月11日(水)~11月16日(木)
やまと絵―受け継がれる王朝の美―(東京国立博物館)
2023年10月11日(水) ~ 12月3日(日)
出品目録https://yamatoe2023.jp/image/yamatoe_list_jp.pdf
モネ 連作の情景(上野の森美術館)
2023年10月20日(金)~2024年1月28日(日)
皇居三の丸尚蔵館開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」
2023年11月3日(金・祝)〜2024年6月23日(日)