印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵(東京都美術館)

日本橋三越本店 本館7階 催物会場で、第78回 全国銘菓展。

今年のテーマは「水族館」

 

豊島屋の生菓子を購入。3月21日(木)は、ペンギン、海亀、かくれんぼ。

購入したら「御菓印(ごかいん)」を貰えた。全国銘産菓子工業協同組合に加盟する全国の和菓子店が、その和菓子屋の本店のみで取り扱う和菓子屋の御朱印

https://www.hato.co.jp/gokain

全国銘産菓子工業協同組合は、原則として3代もしくは創業60年以上の歴史をもち、志の高い経営理念を保持しながら、それぞれの地域で認められている菓子店の集まりとして1950年8月10日に設立され、現在は82店が加盟しているらしい。

季節広報誌「あじわい」ajiwai|全国銘菓

 

島根の彩雲堂も可愛かった。

先月の旅行時に松江で、ぜんざい(現代の名工監修)と復刻若草を食べた。

彩雲堂 公式オンラインショップ | 島根県松江市の老舗和菓子お土産専門店 彩雲堂

 

おでかけえのすい in 日本橋三越本店もあって、ミズクラゲアカクラゲがいた。

全国銘菓展の隣では、巨匠漫画家版画展が行われていた。

 

 

上野に行き、東京都美術館へ。

 

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵

ウスター美術館は、1898年に開館したボストン近郊の美術館。

2024年は第1回印象派展から150周年を迎える。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_worcester.html

作品リストhttps://www.tobikan.jp/media/pdf/2023/worcester_worklist.pdf

1伝統への挑戦

それまで風景は、歴史や神話・聖書の物語、名所旧跡を主として描かれるものだった。しかし、バルビゾン派やレアリスムの画家たちは、祖国フランスに目を向け、身の回りの風景に注目した。

トマス・コール《アルノ川の眺望、フィレンツェ近郊》1837年

コンスタン・トロワイヨン《村の道》1840年

ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《ヴィル=ダヴレーの牧歌的な場所――池畔の釣り人》1865-70年

シャルル・フランソワ・ドービニー《ヨンヌ川の橋(夕暮れ)》1875年

ジュリアン・デュプレ《干し草作り》1886年

ウィンスロー・ホーマー《冬の海岸》1892年

 

2パリと印象派の画家たち

1874年4月、パリのカピュシーヌ大通り35番地で、のちに「印象派」と呼ばれる画家たちによる初めての展覧会が開催された。クロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワールカミーユピサロらが、サロン(官展)への出品をやめ、自分たちで作品を展示する場をつくり出した。

ルイ=ウジェーヌ・ブーダン《工事中のトゥルーヴィルの港》1890年

クロード・モネ《税関吏の小屋・荒れた海》1882年

ポール・セザンヌ《オーヴェールの曲がり道》1873年

カミーユピサロルーアンラクロワ島》1883年

チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》1888年

メアリー・カサット《裸の赤ん坊を抱くレーヌ・ルフェーヴル(母と子)》1902-03年

カサットは印象派展に参加した唯一のアメリカ人画家で、制作の傍らアメリカの友人や収集家に印象派を広める役割も果たした。

クロード・モネ《睡蓮》1908年

1909年にモネがパリのデュラン=リュエル画廊で〈睡蓮〉連作を発表し、翌年、ウスター美術館がそのうちの1点を購入した。

ウスター美術館は〈睡蓮〉を購入した世界で初めての美術館で、作品購入に関わる同館とデュラン=リュエル画商の間で交わされた書簡(複製)等も展示されている。

睡蓮の金額は20,000フランだった。(もう一つの作品は18,000フラン)

 

1階へ上る。

3国際的な広がり

パリを訪れ、印象派に触れた画家たちは、鮮やかな色彩、大胆な筆触、同時代の都市生活の主題などを特徴とする、新しい絵画の様式を自国へ持ち帰り、各地で独自に展開してゆく。

スウェーデン、アンデシュ・レオナード・ソーン《オパール》1891年

アメリカ、ジョン・シンガー・サージェント《キャサリンチェイス・プラット》1890年

黒田清輝《落葉》1891年(明治24)

黒田清輝《草つむ女》1892年(明治25)

久米桂一郎《秋景》1895年(明治28)

藤島武二《ティヴォリ、ヴィラ・デステの池》1909年(明治42)

斎藤豊作《風景》1912年 (明治45/大正元)頃

児島虎次郎《ルクサンブール公園の噴水》1919–23年頃(大正8–12)

大原美術館は、虎次郎が収集した作品や虎次郎が画家として描いた作品を公開するために設立された。

大原孫三郎から現在まで | 大原美術館

 

4アメリカの印象派

ジョン・ヘンリー・トワックマン《滝》1890年頃

ウィラード・リロイ・メトカーフ《プレリュード》1909年

ジョゼフ・H・グリーンウッド《リンゴ園》1903年

ルーサー・エマーソン・ヴァン・ゴーダー《公園にて》1894年以前

チャイルド・ハッサム《コロンバス大通り、雨の日》1885年

チャイルド・ハッサム《シルフズ・ロック、アップルドア島》1907年

エドマンド・チャールズ・ターベル《ヴェネツィアン・ブラインド》1898年

 

2階へ。

5まだ見ぬ景色を求めて

ポール・セザンヌ《「カード遊びをする人々」のための習作》1890-92年

ポール・シニャック《ゴルフ・ジュアン》1896年

ジョルジュ・ブラック《オリーヴの木々》1907年

マックス・スレーフォークト《自画像、ゴートラムシュタインの庭にて》1910年

ブルース・クレイン《11月の風景》1895年頃

フランク・ウェストン・ベンソン《ナタリー》1917年

デウィット・パーシャル《ハーミット・クリーク・キャニオン》1910-16年

 

ギャラリーA・B・Cでは、第91回池坊東京連合支部「いけばな池坊展」も開催されていた。

 

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