三の丸尚蔵館の名品(皇居三の丸尚蔵館)

昼食に、こなから新丸ビル店で、ゴマだれゴマすり出世うどんセットを食べる。

大根、こんにゃく、京厚揚げ、げそ天。

 

皇居三の丸尚蔵館へ。

皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

皇居三の丸尚蔵館開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」

2023年11月に開館30年を迎えた三の丸尚蔵館が、新たに「皇居三の丸尚蔵館」として開館することを記念して開催。

第4期は「三の丸尚蔵館の名品」。

皇居三の丸尚蔵館 開館記念展 皇室のみやび―受け継ぐ美― | 展覧会 | 皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

出品目録

https://shozokan.nich.go.jp/media/exhibition/miyabi4_list_Japanese_0508.pdf

 

2023年11月14日に第1期「三の丸尚蔵館の国宝」を見た時のブログ。

皇室のみやび―受け継ぐ美―(皇居三の丸尚蔵館)・貨幣博物館

2024年05月30日に第4期「皇室のみやび―受け継ぐ美―」を見た時のブログ。

今日は約一週間ぶりの二度目。

「三の丸尚蔵館の名品」「どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより」

 

春日権現験記絵 巻一、高階隆兼、鎌倉時代 延慶2年(1309)頃、国宝

藤原氏氏神を祀る春日大社の創建と霊験を語る絵巻。制作者や経緯を記した目録とともに全二十巻が欠けることなく現存している。明治時代に鷹司家から皇室に献上された。

 

天子摂関御影 天皇巻、藤原為信・豪信、鎌倉~南北朝時代14世紀

鳥羽天皇(1107年即位)から後醍醐天皇(1318即位)まで途中4人を除く歴代19人の天皇後高倉院太上天皇)が描かれている。

天子摂関御影|皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

2024年3月15日の文化審議会の答申により、重要文化財に指定されることになった。

国宝・重要文化財への指定が答申されました | お知らせ | 皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

 

動植綵絵伊藤若冲、江戸時代 18世紀、国宝

老松孔雀図、諸魚図、蓮池遊魚図、芙蓉双鶏図。

30幅からなる花鳥図で、相国寺に寄進されて儀式に使用されていた。1889年(明治22年)に明治天皇へ献上された。

 

花鳥十二ヶ月図、酒井抱一、江戸時代 文政6年(1823)

二月 菜花に雲雀図、三月 桜に雉子図、十月 柿に小禽図、十一月 芦に白鷺図。

12カ月の花と生き物を一幅ずつ表したもの。酒井抱一琳派の一人。

花鳥十二ヶ月図|皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

 

粘葉本和漢朗詠集、伝藤原行成平安時代11世紀

収蔵作品詳細/粘葉本和漢朗詠集 - 宮内庁

 

隣の展示室へ。

唐獅子図屏風 、右隻 狩野永徳桃山時代16世紀、左隻 狩野常信・江戸時代 17世紀、国宝

毛利元徳の献上品。右隻の獅子2頭は大きいが可愛げがある。

 

朝陽霊峰、横山大観昭和2年(1927)

明治宮殿(昭和20年消失)の豊明殿という広間のために制作された。

収蔵作品詳細/朝陽霊峯 - 宮内庁

 

七宝四季花鳥図花瓶、並河靖之、明治32年(1899)

漆黒の背景に、四季の花々や樹木と野鳥。1900年のパリ万博に出品された。

七宝四季花鳥図花瓶|皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

 

双鶏置物、戸島光孚ほか、大正5年(1916)

等身大に近い雌雄の鶏を蒔絵で表した置物。

1928年(昭和3年)の大礼を奉祝して公家出身の華族一同が献上。

双鶏置物|皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

 

閑庭鳴鶴・九重ノ庭之図刺繍屏風、髙島屋呉服店昭和3年(1928)

1928年(昭和3年)の大礼に際して京都市が献上。刺繍屏風なので立体感がある。

閑庭鳴鶴・九重ノ庭之図刺繍屏風|皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

 

萬国絵図屏風、桃山~江戸時代 17世紀、重要文化財

右隻に8人の王侯騎馬図とポルトガル地図・28の都市図、左隻に世界地図と諸国の人物図。

1609年にオランダでP.カエリウスという人物が出版した世界地図に基づいている。イエズス会セミナリオで学んだ日本人が描いたと考えられ、明治天皇の御学問所にあったとされる。

萬国絵図屏風|皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

 

青海波塗硯箱、伝 青海勘七、江戸時代 17世紀

徳川光圀遺愛の硯箱。青海勘七が考案した青海波塗で、飛び散る飛沫を金銀の鋲で表現しているのが綺麗。

青海波塗硯箱|皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

 

薄に鈴虫蒔絵香箪笥、江戸時代 17~18世紀

この作品だけが、先週5月30日に来た時から替わっていた。

薄に鈴虫蒔絵香箪笥|皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

 

売店大黒堂の菊華饅頭を購入。

皇居東御苑は月曜日と金曜日が休みだった。

皇居東御苑 - 宮内庁

 

二重橋

手前に正門石橋、奥に正門鉄橋、さらに奥には現存する数少ない江戸城の櫓の一つである伏見櫓が見える。

正門鉄橋はかつては木橋で、その下に橋桁を支えるもう一つの橋があったため、二重に架けられた橋という意味で「二重橋」と呼ばれる。

正門石橋と正門鉄橋の二つの橋を総称して「二重橋」と呼ぶ人も少なくないらしい。実際そうだと思っていた。

 

あんみつ みはし東京駅一番街店で、白玉クリームあんみつを食べる。

上野公園前 あんみつ みはし | あんみつ みはし

 

東京駅のキャラクターストリートにある、ちいかわらんどが凄い行列だった。

 

グランスタでGOD BLESS BUTTER(ゴッド ブレス バター)を購入して帰る。