秋は芸術
10月26日(木) すみだ北斎美術館・江東区芭蕉記念館・清澄庭園
10月27日(金) 旧岩崎邸庭園・上野動物園・パナソニック汐留美術館
10月31日(火) モネ 連作の情景・高精細複製品で綴る日本の美
11月02日(木) やまと絵―受け継がれる王朝の美―(東京国立博物館)
11月07日(火) ゴッホと静物画-伝統から革新へ(SOMPO美術館)
今日は10時30分から予約した、皇居三の丸尚蔵館へ。
日時指定予約制だが、今週はほぼ完売だった。
皇居三の丸尚蔵館開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」
11月に開館30年を迎える三の丸尚蔵館が、新たに「皇居三の丸尚蔵館」として開館することを記念して開催。
藤折枝蒔絵箱(鎌倉時代 14世紀、国宝)
春日権現験記絵 巻十二(高階隆兼、鎌倉時代 延慶2年(1309)頃、国宝)
動植綵絵(伊藤若冲、江戸時代 18世紀、国宝)、菊花流水図、南天雄鶏図、老松白鳳図、秋塘群雀図。
展示室1では、特別展示 御即位5年・御成婚30年記念「令和の御代を迎えて―天皇皇后両陛下が歩まれた30年」。
出品目録https://pr-shozokan.nich.go.jp/30years/pdf/exh_list.pdf
皇居三の丸尚蔵館 特別展示「令和の御代を迎えて」 特設ページ
束帯 黄丹袍は、結婚の儀の時のもの。
花の中(上村松篁)
色絵薄墨珠樹文花瓶(今泉今右衛門(十三代))
宝石の木(モワード/MOUAWAD)は、駐日大使一同からのもの。
令和元年八月一日に、国会の臨時会を東京に召集する詔書(令和元年七月二十九日公布)
令和度 悠紀地方風俗歌屏風には、栃木県の四季が描かれている。
朝陽爛漫湖上富士(絹谷幸二)はとても良かった。違う作品だが、以下のような雰囲気。
日月春春湖上不二 | 画家 絹谷幸二 公式サイト|PAINTER KOJI KINUTANI Official Site
シュプリンゲン翔(宮田亮平)
貨幣博物館
日本銀行金融研究所貨幣博物館は、日本銀行創立100周年(1982年)を記念して1985年11月に開館し、2015年11月にリニューアルオープン。田中啓文が収集した銭幣館コレクションが所蔵資料の中核。
青砥藤綱が川に10文を落とした際に50文の松明を買って探した際の言葉。「落とした10文は永久に失われる。松明を買うために使った50文は自分にとっては損だが、誰かの利益になる。」
銀貨(石州銀)が青白くて綺麗。
山田羽書は、1600年頃に発行された現存する日本最古の紙幣。
大黒札(日本銀行兌換銀券十円)は、1885年(明治18年)に発行された最初の日本銀行券。
新貨条例時(1871年)の金貨のデザインは今でも使えそう。
兌換紙幣には「此券引換ニ金貨◯圓相渡可申候也」などの文言が入っていた。
1927年の取り付け騒ぎでは、紙幣の印刷が間に合わず、裏面が白紙のままの紙幣(裏白札)も発行された。
旅とお金についての展示が、古代から近代までの移り代わりが分かり良かった。
特別展は「新しい日本銀行券2024 — 匠の技とデザイン —」
新しい日本銀行券の特徴
新しい日本銀行券の特徴 : 日本銀行 Bank of Japan
<見たい展覧会たち>
日本画聖地巡礼―東山魁夷の京都、奥村土牛の鳴門―追体験する傑作誕生の地、発見する画家の心(山種美術館)
2023年9月30日(土)~11月26日(日)
出品作品リストhttps://www.yamatane-museum.jp/exh/upload/list230930.pdf