昨年に続いての挑戦!
ミュージアムで謎解きを 謎解きミュージアムラリー2023 - ある日 この道
木漏れ日コース
2東京都渋谷公園通りギャラリー
そよ風コース
3国⽴新美術館
※7/25(木)~8/2(金)は休館のため、東京メトロ半蔵門線清澄白河駅のB2出口付近(三ッ目通り方面改札)に謎ポスターが掲示されている。
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9時33分に大手町駅発の東京メトロ東西線で約2分、9時35分に竹橋駅に到着。
まずは木漏れ日コース1、東京国立近代美術館。
10時00分の開館と同時に入館。
所蔵作品展「MOMATコレクション」(2024.4.16–8.25)
作品リスト
https://www.momat.go.jp/wp-content/uploads/2024/05/R6-1_MOMATCollection-j2.pdf
4階、1-5室、1880s-1940s明治の中ごろから昭和のはじめまで
眺めのよい部屋
1室、ハイライト
鏑木清方《墨田河舟遊》
《渡船・雨宿芝山象嵌屏風》
原田直次郎《騎龍観音》、重要文化財
護国寺に納められたもので、現在の本堂には複製画がある。
和田三造《南風》、重要文化財
パウル・クレー《花ひらく木をめぐる抽象》
アド・ラインハート《抽象絵画》
一見真っ黒な画面だが、トーンの異なる黒で描かれている。
2室、1910年代―個への目覚めと多様性
解説の上に「Tokyo」とシールがあり、企画展「TRIO展」に関連したものに貼られているらしい。
3室、大戦とバブル
藤田嗣治《パリ風景》
パウル・クレー《破壊された村》
4室、長谷川利行 東京放浪
5室、パリのサロン
マルク・シャガール《ふたり》
福沢一郎《Poisson d’Avril(四月馬鹿)》
3階、6-8室、1940s-1960s 昭和のはじめから中ごろまで
6室、興亜のまぼろし
和田三造《興亜曼荼羅》
7室、プレイバック「日米抽象美術展」(1955)①
1955年に国立近代美術館で開催された「日米抽象美術展」を振り返る。
Motoyoshi《日米抽象美術展》ポスター
建物を思う部屋、ソル・ルウィット《ウォールドローイング#769》
8室、プレイバック「日米抽象美術展」(1955)②
山口勝弘《ヴィトリーヌ No.47(完全分析方法による風景画)》
ヴィトリーヌはショーケースを意味するフランス語。
ハンス・リヒター《色のオーケストレーション》
これら2作品は「日米抽象美術展」で実際に展示された作品。
山口正城《雷心》
9室、『 20 Photographs by Eugène Atget』
10室、東西ペア/三都の日本画
パブロ・ピカソ《ラ・ガループの海水浴場》
岡本太郎《装飾》
ベルトラン・ラヴィエ《ガラスの下の絵画》
山口華楊《洋犬図》
2階
11室、黙(らない)、認(めない)
12室、作者が語る
ギャラリー4では、新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》 インターナショナル編。
作品リスト
https://www.momat.go.jp/wp-content/uploads/2024/06/R6-1_g4-j-2.pdf
ジェルメーヌ・リシエ《蟻》
ルーチョ・フォンターナ《空間概念 期待》
企画展は「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」。
8月25日(日)までなので、予定が合えば改めて見に来る。
出品作品リスト
https://www.momat.go.jp/wp-content/uploads/2024/06/558-list_J_0613.pdf
アントニー・ゴームリー《反映/思索》
イサム・ノグチ《門》
美術館の建物は石橋正二郎が建設して寄贈した。
11時30分、国立近代美術館を出る。
11時37分に竹橋駅発の東京メトロ東西線で約3分、11時40分に日本橋駅に到着。
11時43分に日本橋駅発の東京メトロ銀座線で約10分、11時51分に上野駅に到着。
そよ風コース1、国立西洋美術館。
国立西洋美術館の原点は松方コレクション。
1951年(昭和26年)に調印されたサンフランシスコ平和条約でフランス政府の所有となった松方コレクションの返還に向け、フランス美術館(仮称)を設置することとなり、上野にル・コルビュジエの設計により建設された。1959年(昭和34年)6月に開館式、一般公開。
2016年(平成28年)に「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」として世界文化遺産に登録。フランス、スイス、ベルギー、ドイツ、アルゼンチン、インド、日本の7か国に点在する17の資産で構成されている。
2020年10月から約1年半の休館期間に、ル・コルビュジエの設計意図が伝わるような形で、前庭の復元工事が行われた。
4室
ピーテル・ブリューゲル(子)「鳥罠のある冬景色」
5室
エル・グレコ「十字架のキリスト」
7室
ウジェーヌ・ドラクロワ「聖母の教育」
ジャン=フランソワ・ミレー「春(ダフニスとクロエ)」
8室
フランク・ブラングィン「松方幸次郎の肖像」
ジョン・エヴァレット・ミレイ「あひるの子」
ピエール=オーギュスト・ルノワール「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」
エドガー・ドガ「舞台袖の3人の踊り子」
ピエール=オーギュスト・ルノワール「帽子の女」
9室
クロード・モネ「雪のアルジャントゥイユ」
「睡蓮」
オーギュスト・ロダン「化粧するヴィーナス」
「黄色いアイリス」
「セーヌ河の朝」
「舟遊び」
「陽を浴びるポプラ並木」
小企画展は「西洋版画を視る―リトグラフ:石版からひろがるイメージ」
「リト(litho)」は、ギリシャ語で「石」を意味するlithosが語源。1798 年頃にドイツの劇作家アロイス・ゼネフェルダーによって発明された当初から版材として石灰石が使われていたため、リトグラフ(石版画)という名称が一般的になった。
西洋版画を視る―リトグラフ:石版からひろがるイメージ|国立西洋美術館
出品リスト
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/pdf/2024lithography_list.pdf
エドゥアール・マネ「プルチネッラ」
ジュール・シェレ「フォリー・ベルジェールのポスター、ロイ・フラー」
アルフォンス・ミュシャ「「ロレンザッチオ」のポスター、サラ・ベルナール」
1階へ、11室
ヴィルヘルム・ハンマースホイ(ハマスホイ)「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」
ピエール=オーギュスト・ルノワール「木かげ」
ポール・セザンヌ「ポントワーズの橋と堰」
クロード・モネ「柳」
アクセリ・ガッレン=カッレラ「ケイテレ湖」
エドゥアール・マネ「花の中の子供」
ポール・シニャック「サン=トロぺの港」
12室
アルベール・グレーズ「収穫物の脱穀」
エドヴァルド・ムンク「雪の中の労働者たち」
ジョアン・ミロ「絵画」
パブロ・ピカソ「男と女」
ジャクソン・ポロック「ナンバー8, 1951 黒い流れ」
パブロ・ピカソ「女性の胸像」「小さな丸帽子を被って座る女性」
藤田嗣治「坐る女」
ジョルジュ・ルオー「道化師」
企画展「内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙」は、8月25日(日)までなので、予定が合えば改めて見に来る。
内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙|国立西洋美術館
出品リスト
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/pdf/2024manuscript_list.pdf
国立西洋美術館は、2024年1月11日に見た「キュビスム展」が良かった。
キュビスム展(国立西洋美術館)、黒田記念館、東京国立博物館 - ある日 この道
「カレーの市民」
オーギュスト・ロダン「考える人(拡大作)」
13時15分に国立西洋美術館を出る。
そよ風コース2、東京都美術館。
ギャラリーA・B・Cで、企画展「大地に耳をすます 気配と手ざわり」。
https://www.tobikan.jp/daichinimimi/
自然に深く関わり制作をつづける現代作家5人、榎本裕一、川村喜一、倉科光子、ふるさかはるか、ミロコマチコによる展示。
地下2階、ギャラリーC、川村喜一、ふるさかはるか
地下3階、ギャラリーA、ミロコマチコ
ギャラリーB、倉科光子、榎本裕一
東京都美術館は、2023年10月5日に見た「永遠の都ローマ展」を覚えている。
永遠の都ローマ展(東京都美術館)・海 ―生命のみなもと―(国立科学博物館) - ある日 この道
14時10分に東京都美術館を出る。
徒歩約10分で根津駅へ。
14時27分に根津駅発の東京メトロ千代田線で約15分、14時44分に乃木坂駅に到着。
そよ風コース3、国立新美術館。
建物は黒川紀章の設計。
パナソニック汐留美術館のポール・ケアホルム展で見たPK80があるので、座って休憩した。1階の1E展示室内にもPK22があるようだが、展示室が閉まっていた。
企画展「CLAMP展」は見なかった。
国立新美術館は、2024年2月28日に見た「2023年度 第47回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」が印象的。
15時24分に乃木坂駅発の東京メトロ千代田線で約2分、15時26分に表参道駅に到着。
15時30分に表参道駅発の東京メトロ半蔵門線で約2分、15時32分に渋谷駅に到着。
木漏れ日コース2、東京都渋谷公園通りギャラリー。
展覧会「⽇常アップデート」が開催中。
16時13分に渋谷駅発のJR山手線で約3分、16時16分に恵比寿駅に到着。
木漏れ日コース3、東京都写真美術館。
日本で初めての写真と映像に関する総合的な美術館として、1995年(平成7年)1月に恵比寿ガーデンプレイス内に開館した。
3F展示室、「TOPコレクション 見ることの重奏」を見る。
ウジェーヌ・アジェ
チェン・ウェイ
マン・レイ「自然は芸術作品を生まない。人間精神に固有の解釈の能力のせいで、芸術がわかるのはわれわれなのである。」
マン・レイの作品は撮影禁止。
山崎博、UNTITLED(水のフォトグラム)より
「コンセプトに写真を奉仕させるのねはなく、コンセプトを写真に奉仕させる」
松岡正剛によると、被写体をもつしかない写真というものから被写体という意識を消してしまうこと。
杉浦邦恵、Stacks Tulips A2 Positive
東京都写真美術館は、2023年8月31日に「ミュージアムで謎解きを 謎解きミュージアムラリー2023」で見た「TOPコレクション 何が見える?「覗き見る」まなざしの系譜」以来。
17時32分に恵比寿駅発の電車で帰る。